毎年この日は同じ書き出しなのですが、今日が誕生日の自分にとっては、2月25日が一年の初め。48歳の始まりです。(去年の投稿はこちら

40代も後半に突入したタイミングで人生へのご褒美のような出来事もあったもので、近年の関心ごとについては、気持ち的に固まったものもあれば、変化したものもあるなーと感じつつ。

固まったことは、2022年からの最大の関心ごとである「自分の時間を自分の手中に戻す働き方」を何とか継続していくこと。

平たく言うと「労働量も時間も自分に決定権があり、短時間で済む(←これ大事)」ということなのですが、そういう働き方を志向するとある意味安定性が担保されないのは必然で、「常に新しい仕事を探し続けねばならんのか…」という疲労感もセットでついてくることがわかったのですけど。まあ、それは自由に使える時間との引換条件みたいなものだなと。

なもので、2022年からすっかり求人情報ウォッチャーと化しているのですが、少しでもそういったフレキシブル環境を開拓すべく、今年はもう一つくらいそんな感じのプラットフォームを見つけられるといいなあ、と。

変化したことは、「海外の演劇祭等に合わせて一定期間そこに滞在する」ことへの情熱が、それほどでもなくなったことでしょうか。

本当は昨年の9〜10月にダブリン演劇祭を観るため3週間行く予定で、宿も飛行機もチケットも全て取っていたのですけど。諸事情で出発2日前に宿をキャンセルすることになり、そこから新たにホテルを探して3週間分の料金(50〜100万!)を支払う気力もなく、飛行機代とチケット代合わせて25万くらいを無駄にするということがあり。

それこそキャンセル当初は、来年こそ!みたいな気持ちにもなったのだけど、何か違うなあと。

多分、一人で過ごすのが何より好きだったところに二人で過ごす楽しさが加わったため、自分の中で「これができなければ生きている意味ない!」と思うほど大事だったことや最優先にしたいことが、変化したのだと思います。すごいなあ。

とはいえ、

「自分の時間を自分の手中に戻す働き方」のおかげで、いつでも好きなときに移動して長めに滞在し、仕事を少ししながらのんびり芸術祭等を見るという旅行の仕方をできるようになったので、今年も一つか二つ、そういう遠出をしたいなと考えているところです。

昨年もなんだかんだと、2月に下北沢国際人形劇祭(8日間)、5月に函館とAOMORI GOKANアートフェス2024(15日間)、7月にNDTの高崎公演&横浜公演(7日間)、10〜11月に森の芸術祭 晴れの国・岡山(4日間で自分的弾丸でした)と、のんびり旅程を組んでいろいろ見ることができたし。

海外に滞在して舞台芸術や美術に触れる楽しさへの希求がなくなったわけではないので、この先行くとしたら、台湾国際芸術フェスティバル(略称TIFA)なんかもいいな〜と考え中。ヨーロッパはユーロが高過ぎてうーん…という気持ちになるのだけど、ティアゴ・ロドリゲスがディレクターの間にアヴィニョン演劇祭を観に行けたら最高だなあ。(ちなみに、今年のSHIZUOKAせかい演劇祭にロドリゲスの作品が招聘されますよ!)

ということを継続するためには、低空飛行の収入をもう少しどうにかせねばならんという課題(でもよく考えたら、教員を辞めてからの収入はずっと低空飛行…)もあるのですが、ま、仮にどこへも行けなくても、何物にも代え難いご褒美のような時間が日常的にあるしね。

と思うと、元気とやる気が出て「何とかなるっしょ〜」で終わるという、このエナジーチャージ・システムのありがたさよ…。すごいなあ。

そんなこんなで、昨年の新年投稿の最後にも「こうやって毎年何かしらチャレンジしてみたい目標があって、そこへ邁進していけるのは幸運なことですね。ありがたや〜。」と書いたけど、今年の目標は!自分の条件に合う仕事をもう一つ加えることです!職探し頑張る!

あ、そして

毎年同様に書いている、生年月日が同じなカジタ君。(今日は積丹で撤収中とな。)

昨年毎日新聞の北海道版にインタビューが掲載されていて、勝手に親近感を抱いている自分として大変にまぶしかったのですが、私たちもなんと48!あと2年で50!

………50!!!

(つい年齢にしみじみしてしまいましたが、)お互い身体をいたわりながら、今年も好きなことに邁進していきまっしょい。

(編)

 

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