vol.10 美しい在り方
A4/両面カラー/折り 2009’6

狸小路8丁目に佇む『鞄工房 日下公司』。扉を開けると革の香りが漂い、上質な手作りの鞄が並びます。なぜこの場所が魅力的なのか考えてみました。その理由は、商品を含め飾ってあるものから道具の一つ一つに至るまで、全てのものに店主のこだわりと愛情を感じるからなのだと思います。古いものの良さを認めつつ、そこにモダンな解釈を与えられた鞄たち。大切に保管された数々の革。修理して使われる道具、捨てることができずにたまっていく道具の一部。丁寧な作業をコツコツと積み重ねる日々を送る店主の日下功二さんに、鞄のことや好きなものについてお話を伺いました。

Editor&Publisher : Nio Devigne

Designer&Photographer  : Junji Sasaki

 

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