以前小林知世さんの個展へ行ったときに、とても印象的だった《地下の星座》の展示方法についてお話をする中で名前が挙がっていたフゴッペ洞窟。
へ、行ってきました。
岩面刻画、実物はガラス越しでなかなか(自分の視力も関係あるけど)クリアには確認しづらかったのだけど、代わりに実物大のレプリカも展示されているので、実物を見たあとに触れるレプリカで詳細を確認できて楽しかったな。
縄文〜続縄文時代にはここまで海だったのだなーと思いながら、現在の海辺へ。
↑遠くにシリパ岬。
このあと手宮洞窟にも行けて、どちらも続縄文時代のものだけど、手宮洞窟の「角のある人」は、フゴッペ洞窟の岩面刻画とはまた違う味わいでした。
お昼はお初の藪半で。(たびらいの藪半紹介ページはこちら)
フゴッペ洞窟のあとだと、藪半の「半」の書体も「角のある人」に見えてくる不思議。
のあとは
「UNWIND HOTEL&BAR 小樽」の展示もチラ見して、ソニアコーヒーで食後のコーヒーをいただいて、
小樽百貨UNGA↑でいろいろお買い物。
ここ、とても素敵なお店でした。
のあとは港もチラ見して、
かま栄に寄って、いざ札幌へ。
この日最後のお目当ては、七里圭監督作品『背 吉増剛造×空間現代』@札大
本作、無茶苦茶格好良かったです…。こう、なんて言うんでしょうね…社会が求める型に自分をはめて売り出していく、みたいなことに疲れていた心境でもあったので、作品にも上映後のトークにも本当に救われた次第です…。芸術!!!涙
空間現代は2015年にマンモス2015で初めて聴いてすっかりファンになり、以来、地点×空間現代や京都の「外」にも行ったり、SIAF2017での吉増氏とのライブあたりまでは足を運べていたのだけど、今回久しぶりに彼らの音を聴いてまたライブで聴きたくなりつつ。札幌にもまた来てほしいですねえ。
この日はもう、大変に満足度の高い一日でありました。お車を出してくれた一典さん(神!)に感謝感謝であります。
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