札幌座の超名作『西線11条のアリア』と10年ぶりの再会でした。

もう吹雪のシーンが好きすぎて…。あれ、地元の作品で一番愛着を持っているシーンかもしれません。

本作は2014年の演劇シーズンで初めて観て(教文での上演)、ゲキカン!にも書かせていただいたのですが、今改めて当時のゲキカン!を読み直したら、岩﨑さんの感想に泣いてしまった。岩﨑さんの感想必読!

(そして自分は当時、ヘンテコな書き方を勝手にここでシリーズ化してたのでした。すみません。)

私も10年分歳をとって、状況も感じることも変わり、おいしそうにご飯を食べる舞台上の生者と死者に身近な人を重ね、10年前と同様に泣き笑いでありました。

10年後を保証するものなんて何もないけど、無事なんだかんだと生きていて、本作をまた観ることができたら素敵だな。

演劇の抱擁は、生者にも死者にも優しいものですね。

(編)

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA