少し前のことになりますが、BLOCHであささって『グッドモーニング』を。

ロロは『いつだって窓際であたしたち』(2015年)をオンサイトで、あとはオンラインで『いちごオレ飲みながらアイツのうわさ話した』『すれちがう、渡り廊下の距離って』『本がまくらじゃ冬眠できない』を見たことがある身です。

で、『グッドモーニング』は(終演後の挨拶まで)とても愛らしい作品でした。

外に出て、日曜のお昼の光や風、空気が一層優しく感じられるような変容が自分にある感じの。最後の瞬間は、「だよね!」って悶えつつ。あの余韻が大好きだ…。

寺地さんには、おばあちゃんになっても不器用な類の高校生を演じてほしいものであります。あと演出の八十嶋さんには以前インタビューしたことがあって、以降なかなか作品を拝見するタイミングが合わず、ずっとそれが気にかかっていたので、今回その意味でも良かったです。

お次はhitaruでひろしま神楽。

安芸高田市の羽佐竹神楽団による『葛城山』と『八岐大蛇』。

2作とも最高で、無茶苦茶高揚した次第。八岐大蛇はボディビルダーばりにギラギラ輝く胴体を魅せてくれたり、大蛇の首が火を吹きながら吹き飛んだりして、もう拍手喝采。やんややんや、ほいさ〜。

hitaruの照明入りで、多分現地で見るよりもがっつり演出されたバージョンを見れた感。こんな世界があるのですねえ。

大満足のハシゴ観劇でありました。

(編)

 

 

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