毎年この日は同じ書き出しなのですが、今日が誕生日の自分にとっては、2月25日が一年の初め。46歳の始まりです。(去年の投稿はこちら

2020年から本格的に始めた英語の勉強と、2021年から無謀にもトライしている通訳の勉強は自習態勢で継続中で(50歳くらいで通訳デビューできるといいな〜)、今年も引き続きサバティカル休暇のような感じで学ぶ時間を最優先していこうと思いつつ。

とはいえ

昨年8月からは英日翻訳の仕事にも携わることができ、お金を払って英語を学ぶステージから、お金をもらって学ぶステージに上がれたことは嬉しい。

翻訳業はまだ入り口に立ったばかりの1年生で、レビューに時折鞭打たれておりますが、日本語文章力の面ではこれまで続けてきたライターの職能が生きると同時に、自分の興味関心以外のトピックを調べる機会にもなって良い刺激を受けています。

ちなみに

この翻訳仕事のシステムには、2020年にお山暮らしを始めてから自分の中で高まっていた、「自分の時間を自分の手中に戻す」働き方ができるという発見もありました。

20年以上ずっと組織の意向や他人の都合ありきの働き方で(現代社会においてはそれが標準だろうけど)、休暇やプライベートの時間といった生活のあり方の大部分が他者によって規定されてきたので、この辺で一度、何とかして「自分の時間を自分の手中に戻す」ことをしたかったのです。

まあ、もちろんそんな感じだと月に稼ぐお金も少なくなるので、この先自分の状況や関心が変われば、働き方もその都度変化していくのだろうけど、

とりあえず今年はそんな感じの環境に身を置いた上でやってみようと思っていることはですね、

海外の演劇祭等に合わせて一定期間そこに滞在すること、です。

もともとの興味の発端はS-AIRで働いてアーティスト・イン・レジデンスを知ったことなのですが、受け入れ側より滞在する側になる方法はないものか…と思い始めた矢先に「ボランティア・イン・レジデンス」とも言える仕組みで助成金をもらい、2017〜2019年にかけて毎年2〜3週間、海外に滞在しながら現地の演劇祭等に触れることができ。(その辺はこちらにまとめて書いてます

今度は他者から選考されることなしに、自分でお金を作って滞在してみたいなーとぼんやり考えていたのだけど、今やっている翻訳仕事の形なら、現地で平日とかに少しでも仕事をしながら、ある程度期間のある演劇祭の最初から最後まで滞在できるじゃないかと。

なので、今年は英語学習のモチベーションだった「世界演劇祭テアターデアヴェルト2023」を観るために、フランクフルトに3週間滞在。の予定です。その前に韓国に立ち寄って光州ビエンナーレを見る予定なので、とても楽しみ。

2024年はチェコ最大の人形劇祭にも行きたいし、その後もできれば毎年継続していきたい(自分にとって大きな転換点になったシビウ国際演劇祭にも再訪したい)ので、収支的にもスケジュール的にも無理なく維持できるような環境を、さらに模索していかなければ。さてどうなることやら。

と、

長々と書きましたが、

まずは毎年のことながら、自分の誕生日は自分で存分に祝うスタイルで、昨日はお初の定山渓ゆらく草庵で一泊。

今日明日は観劇デーということで、ポケット企画『おきて』とhitaruでのオペラ『フィガロの結婚』を。

来週末からは観劇を兼ねて福岡&長崎へ行く予定です。楽しみだなー。

あ、そして

毎年同様に書いている、生年月日が同じなカジタ君。いよいよ私たちも46!中年真っ盛り!今年も身体をいたわりながら、お互い好きなことに邁進していきましょー。

(編)

 

 

 

 

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