黒あんずさん監修の『韓国文学ガイドブック』

冒頭、バックグラウンドとして韓国の現代史、地理、出版社と文芸誌、文学賞についての解説があるところが良い。

そして「作家紹介+おすすめ作品」のトップバッターは黒あんずさん執筆によるハン・ガン。おすすめ作品にも載っていた彼女の『少年が来る』は必読書ですよ、皆さん!

あとは『目の眩んだ者たちの国家』で強く印象に残ったファン・ジョンウンの名も。

その他にも読んだことのある作家さんからは、チェ・ウニョン(ちょうど読んだ『ショウコの微笑』がおすすめ作品だった)、チョ・ナムジュ『彼女の名前は』、トピック別のフェミニズム本からパク・ソルメ『もう死んでいる十二人の女たちと』

などがイン。

そして、ちょうど次に読もうと思っていたキム・エラン『外は夏』もオススメされていたのでした。

ということで、今週少しずつ読み進めて、先日読了。喪失がテーマなだけに、いくつかは読んでて不意に胸を突かれたり、自分にはしんどすぎて動揺してしまうような作品(「ノ・チャンソンとエヴァン」!!!)もあったけど、でもすごく良かったです…。

あと、意外な言葉の連なりで目の前の事象を掬い取るというか、こんな風に世界を捉えて言い表す術もあるのか、と新鮮な思いで読みつつ。いやあ、良かったなあ。

ガイドブックで気になる作家さんと読んでみたい本もたくさん見つけたので、これからいろいろ読んでいこうと思いまーす。

まずはファン・ジョンウン『ディディの傘』かな。

(編)

 

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