20日に観たのは、ドラク劇場『白い牙』。

舞台上にオオカミの人形はなく、オオカミから見た世界がライブカメラを通してスクリーンに映し出されるという斬新さ。

母オオカミが戻ってこなかった日に、雪の残る洞穴内で仔オオカミが母オオカミや食べるものを探し回る時の、仔オオカミ視点の洞穴の内部映像がとても面白かったです。

本作については、翌日の「BREAKFAST PUPPET CLUB」に参加した方のこのツイートも「なるほど!」と拝見。

物語の内容に戻り。

オオカミは悪い人間に金儲けの道具として搾取され、凶暴性だけを剥き出しにして生き延びていたのですが、裕福な人間に買い戻されて愛玩動物としての生活が始まります。

そこで大事に可愛がられていたけれど、あるときテレビで野生のオオカミを目にし、結局は家を飛び出して野生に戻るというお話。

裕福な人間が言う「環境が性質に影響する」というようなセリフは、今もあらゆるところで過酷な日々を送る子どもたちのことが想起され、何とも言えない気持ちに…。

本作に関しては、自分もしていた反応に対して批判的なツイートをたまたま目にし、「そう言われれば確かにそうだけど、自分は果たして本当にその人の指摘する意味合いであの反応をしたのかな…」とモヤモヤしつつ落ち込んでいたのですが、

デイリー・ジャーナルに掲載されていたNY市立大学演劇学部教授クラウディア・オレンスティンさんのレビューを読み、救われた気持ちになりました。(こちらからPDF版を読めます)

ふう。

この日はその後、前日に続いてインターナショナル・パペットスラムの2日目を拝見。シルブプレの深海の世界にうっとりし、ましゅ&Kei『腰の翁』に笑いました。

国外のパペットスラム出場権は誰が獲得するのかなー。発表が楽しみですね。

※第二回 下北沢国際人形劇祭のブログはこちらにまとまっています。

(編)

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