26日と27日は、公演前に美術館へ。まずは森美術館「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」。

展示風景はこちらからどうぞ。

光州ビエンナーレで印象的だったエミリヤ・シュカルヌリーテ(Emilija Škarnulytė)も展示していて、名前を覚えていなかったし違う作品だったけれど、すぐわかる(どゆこと?ってなる)作風で好きであります。

(ちょうど展示室に入ったときに流れていたのが水面を上から撮った映像で、直後に人魚が出てきたので、これはーーー!!!となったのでした。)

他にMAMコレクションのさわひらき

MAMプロジェクトの地主麻衣子

など。

で、下北沢国際人形劇祭六日目に観たのは、MEHEDAHA『Reunion』(from チェコ)

深い海の底に棲む、造形的魅力溢れまくりの小さな生き物たちによる夢幻劇で、心 底 うっとりしました…。

無茶苦茶美しいのに、笑いをぶち込んでくるチェコ魂!(←多分)

人間の手も美しい…。さすがの伝説…!!この日のための再結成、ありがとうございます涙!!!

終演後のバックステージツアーも、美しい人形を間近で見れて大満足。良い気分でお宿に帰って、

翌七日目。

は、東京都現代美術館で「豊嶋康子 発生法──天地左右の裏表」を。

これがまた、とても面白かったです。《口座開設》にはたくぎんもあって、たあ坊を久しぶりに見たなー、と。

MOTアニュアル2023「シナジー、創造と生成のあいだ」は、荒井美波さんの作品と、

花形槙《still human》に見入りました。

still human…あれやってみたい。

コレクション展はワタリドリ計画がかわいかったな〜。

都現美は次に来るときに開催中の展覧会が、サエボーグ、ホー・ツーニェン、翻訳できない わたしの言葉で、

これまた楽しみ。

そして、下北沢国際人形劇祭最後の演目、Opposable Thumb Theatre『道化恐怖症』(from イギリス)へ。

口が悪くて野蛮でチェーンソー片手に暴れーの、モンティパイソン的ノリもありーの下品さもしっかり出しーので、最高な道化!

全演目の中で一番笑いました…。これがラストを飾るプログラミングのセンスよ…。

しかし今回世界の人形劇を見るにつけ、とにかく何かかんかが飛んでくることがわかりましたよ。前から1〜2列は浴びる危険あり。彼らの上演ではとにかくいろいろ飛んできて、隣の人にはバナナの皮がやや直撃していた次第。

来年行こうと考えているチェコ最大の人形劇祭「スクポヴァ・プルゼニ」でも、座る位置には気を付けねば。

そんなこんなで、人形劇を毎日観る刺激的で幸福な七日間が終了。次回開催の2026年が今から楽しみです。

こんな素敵なフェスティバルを開催してくれたSIPFの皆様、本当にありがとうございました〜!

※下北沢国際人形劇祭のブログはこちらにまとまっています。

(編)

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