読んだ本、一冊目。

林美香子『《農都共生ライフ》がひとを変え、地域を変える  移住・CSA・ローカルベンチャー――〈ウェルビーイングな暮らし〉の実践

一緒に写っているのは、本書でCSA(Community Supported Agriculture: 地域支援型農業)の先進事例として紹介されていたファーム伊達家の自家採種ズッキーニ。藤野にあるコープの「ご近所やさい『藤野農園』」コーナーで販売していてありがたや。

同じく日本のCSAのフロンティアとして、1995年に札幌市のメノナイトキリスト教会の有志が長沼町で立ち上げた「メノビレッジ長沼」のことが紹介されていて

メノナイトと聞くと『ウーマン・トーキング』のような19世紀仕様の生活を続ける人たちのイメージがあるから、日本にもメノナイトの人たちがいるんだ、と意外に思ったのだけど、

日本の場合は服装やインフラ系に関してはそこまで厳格じゃなさそうであることと、とはいえ自給自足の生活を大切にしているんだなあ、と。

農業に関連することやその動向は未知の世界なもので、本書でいろいろ知ることができて良かったです。

農泊の成功事例として紹介されていた鶴居村の「ハートンツリー」とか行ってみたい…。

あと千歳市のファームレストラン「花茶」とか、豊浦町の小規模農家販売共同体の例として紹介されていた「ふぞろいなキューリ」とか。

タイトルのリンク先(出版社による本書紹介ページ)には目次も掲載されているので、ぜひのぞいてみてください。

(編)

 

 

 

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