札幌座による親子劇シリーズ「劇のたまご」。

以前札幌座の磯貝圭子さんとお茶したときに、「創作の楽しさを感じるシリーズ」と話されていたのを聞いて以来気になっていたシリーズなのですが、ようやっと新作『アラジンと魔法のランプ』で私も劇たまデビューです。

画像引用元:札幌座ブログ http://sapporoza.blog.fc2.com/blog-entry-219.html

↑「キュッキュッキュッキュッ〜」と恥じらいながら出てくるランプの魔神!好きだ!

小林幸子的な指輪の魔神も楽しかったです。大きいキャラクターが出てくる劇は、無条件に好き。

ちなみに配布チラシの中にこぐま座のMASOBO通信も入っていて、斎藤歩さんが寄稿していたのですが、その中でこぐま座・やまびこ座とのコラボに触れており。

今年2月に上演されたさっぽろパペットシアタープロジェクト「北のおばけ箱」はタイミングが合わず見れなかったけど、何やら続編の気配があったので次回は絶対見たい!(「北のおばけ箱」の再演も待ってます。)

※「北のおばけ箱」については、札幌座ブログのレポートもご参考にどうぞ。

続いて、地味にまた見逃し系なのですが。4月の「映画へと導く映画」(リンク先は11月開催時に足を運んだときのブログ)で上映作品になっていたヤスミン・アフマド監督『タレンタイム 〜優しい歌』

をアマプラで。

多民族国家マレーシアの、マレー系、インド系、中国系の人たちの間にある壁のようなものを、軽やかに超える人たちとそうでない人たちと。

じんわり心に染み入る作品で、本作の世界に生きる登場人物たちには幸せになってほしい…涙。

ちなみに、私がマレーシアやシンガポール社会を描く作品を意識したのは、演劇がきっかけ。その延長で『タレンタイム』も見れて良かったです。少し前にゲットしたアルフィアン・サアットの短編集『マレー素描集』も読み始めないとな。

(編)

 

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