昨日の最後は、さっぽろ演劇研究室『ラプラスの悪魔』をTO OV cafeで。
E8A1A8-38213
30分間だけ現れた研究室。
を、眺めながら、そして語られている言葉を聞きながら、
多分文字で見ていたら(台本を読んだなら)、その世界の持つ「感じ」は自分により引っかかってきたのだろうなーと。
人の身体を一回経由して聞く言葉と、直接目から飛び込んでくる言葉の「フック」の差異、というか。
あるいは、音の部分でどこか一カ所、こちらの集中力を注がせる何かがほしかった。場所の性質上、照明などの変化もなかったので、視覚的には「身体」がどうあるか、を追う形になるわけですが
昨夜はいろいろな動きがあったにも関わらず、やっぱり「フック」となるようなものがなくて、
視覚的にも聴覚的にも、全てさらさらーっと流れていってしまって、何にも引っかかることなく終わってしまった感が…
でも、例えば偶然そこに通りかかって、窓の向こうで「何か起こっている」のを目撃したのだとしたら、想像がいろいろ膨らんでいったのかもしれないなー、とも。
と、考えて、「それを何と判断するか」で、目の前の物事に対する見方が変わるのだなあとぼんやり。
書くと当たり前のことのような気もするけど…でもこういう習性って、結構その物事を捉え損なう気が。
なので本作は、自分とは違う角度から見た人、の感想を聞いてみたいな。
誰か見たかな?
(編)
 

 

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