昨日の2軒目は、北海道立文学館で開催中の、『荒巻義雄の世界 ―都市型宇宙船ニュー・ユートピア・シティーにむかって』。
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文学館に着くと、職員の方による雪像がお出迎え。
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力作です。
荒巻義雄さんには、SF評論のほか伝奇小説、美術評論、詩にまでわたる180冊(!)もの著書があるのですね。
展示室内にあった読書コーナーで、軽い気持ちで手に取った『ムー大陸の至宝』を、思わず読みふけってしまいました。
(時間切れで途中までしか読めなかったもので、買って続きを読みたい…)
SFとか伝奇小説とかって、やっぱりワクワクするなー。と改めて。
著書の表紙となった絵の原画とか、イースター島などへの取材旅行時に書いたノートとか、いろいろ興味深いものが多数。
3Dプリンタで出力したご自身のオブジェなんかもあって、その好奇心の旺盛さをしみじみと感じつつ、膨大な量の本が収まったご自宅の書斎がうらやまし過ぎました。
本展は3/23(日)まで。ぜひ。
余談ですが、文学館って1階入ったすぐのところに文芸誌が各種置いてあって、閲覧できるようになっていたのですね。
何度か足を運んでいて、昨日やっと気付いた次第です。
新潮に掲載されていた古川日出男さんによる『冬眠する熊に添い寝してごらん』の上演台本、面白かったなあ。
(編)

 

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