水曜日は、三鷹の森ジブリ美術館企画展示『挿絵が僕らにくれたもの ―ジブリが読み解く”通俗文化の源流”―』展を見に、北海道立文学館へ。
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児童文学が最も盛んだったという19世紀末に出版された「アンドルー・ラング世界童話集」の挿絵、の、精密に描かれた情景の数々にうっとり。
これ、宮崎駿監督自らが企画原案を手掛けたのだとか。
ところどころにある監督のコメントも、興味深く拝見。
「これらの挿絵は、時間をかけて、すみずみまでじっくり見るものです」というような一文とか、ハッとしますよね。物事に対するそういう向き合い方って、意識しないと、つい流してしまう習慣がついているというか。
自戒。
見応えもあるので、1時間くらい予定しておいた方がいいかもしれません。
こちらは10/20(日)まで。
木曜日は『高橋コレクション展 ―マインドフルネス!』を見に札幌芸術の森美術館へ。
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入ってすぐのところには、草間彌生さんの作品。DSC08023
この展覧会、めっちゃテンション上がりました。
ちょうどこの日は、美術館の「ハロー!ミュージアム」事業で市内の小学5年生が来館しており、子どもたちの「すっげー!」という声を聞きながら、自分もわりかし小声で「すっげー!」とつぶやいてしまったり。
何と言うか、表現への執着の半端なさと言いますか、それが全開で発散されているものもすごいし、たった一筆の抑えた中にそれがぎゅっと凝縮されているのもしびれる。
「すみずみまでじっくり見ることのできる」作品の数々でありました。
いやはや。詳しくはまた後日改めてご紹介できればと。(本展は11/24まで)
それにしても、これが個人のコレクションって…
話変わり、美術館の前庭に設置された川上りえさんの「Landscape Will – 2013」も、ようやく見ることができました。
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ステキ。artscapeの本作についての記事もご参考にどうぞ。

明日は、宮の森美術館の松井紫朗アーティストトーク に行ってきまーす。
(編)

 

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