先日、たびたび当ブログでも紹介させて頂いている中田源さんからメールが届きまして。
震災後、陸前髙田に渡り、地元の方々と一緒に活動している彼からの近況報告とお願いは、多くの方に読んでほしいなと思ったので、以下に転載。(許可頂きました/色付きのところも頂いたままになっています)
後半、昨年開催した展覧会『THE BEGINNING』からの写真も掲載しているので、ぜひ最後までお読み頂ければと思います。
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活動を開始して1年4ヶ月がたった。
正直、被災地域の進捗状況は10%に満たないと思っている。
土地問題、住宅問題、雇用問題、産業の問題、教育の問題、医療の問題
あげれば切りがない。瓦礫の処理率もわずか20%程度という本当に驚きの数字です。
復興予算の流用なんてあり得なくて、被災した住民の皆様は国への信頼は一切ないと言っても過言ではない。
明確な国としての目標がないまま、一寸先は闇の毎日を過ごしています。
そんな状況に耐えれなくなり被災地から出て行く人も多く、人口流出に歯止めが利きません(陸前高田はもともと25000人いた。震災で2000人近くがなくなりその後2000人以上が街をでていった)
それだけならいいが、先行きの見えない暮らしに心を痛め
NEWSにはなっていないが自殺者だって相当増えている。
せっかく天災から生き残った命が、国の政策のだらしなさから2次災害と言われる人災を引き起こしている。
これあり得ない話ですよ。
同じ国の中で天災で出来てしまった生きる上での格差。どんどん全国で広がっていると思う。
僕はこれは本当に良くないと思う。
まずは国として被災地復興に全力が、日本人としての筋なんじゃないかと思う。
だって同じ国ですよ。原発含め明日は我が身の地域もたくさんあるはず、自分の地域が取り残されてたら気分は良くないだろう。
なってからでは遅いと思う。
だからこそ早期の復興に全力を尽くせないものだろうかと毎日思いながら、出来る事を粛々とやっています。
そんな中でも、全国の皆や地元の支えでなんとか前を向いて活動を続けてきました。

僕らがやってきた被災された方への就労支援グッズ「瓦Re:KEYHOLDER」。
今までのキーホルダー販売個数はおかげさまで55000個を超えました。
多くの収入が被災地域に届いています。

WEBサイトや資料(20121105 瓦Re-keyholder 資料)にも掲載しておりますが、キーホルダーはあくまで支援グッズであり、いつまでも継続はできない。
開始初期から、売上の一部を貯蓄させて頂いて、
今後の陸前高田にとって、必要とされ継続出来る雇用を生み出す為に使用するという目的がありました。
1年以上の活動からわかった地元のニーズ、支援者のニーズ
自分達が感じた事をまとめると、いろいろな問題があるが、根本的にそういうことを解決して行ける皆が集まれる場所がない、というのが多くの意見でした。
その問題を解決する為にコミュニティスペースを建設する事になりました。
こちらの取り組みには国の助成金もおりることになりました!
そこでいろんなチャレンジを地元の方として行き課題を解決し、併設で地産地消のレストランも稼働させ、地元の方を雇用して
地元の農家さんや主婦などと一緒に商品開発などもして、陸前高田名産も作っていきます!
全国のキーホルダー応援者の皆様のお力添えで建設ができます!
キーホルダーを持っている方がいつか陸前高田を訪れたいと思えるような地元の元気を作れるスペースを作っていきます!!
まだまだ広げて行きたいと思っています。
周りで、キーホルダーを販売出来るお店やイベントなどがあったら、ぜひ紹介して下さい。
あと
小学生以上を対象に、震災を忘れない、そして今後の糧にして行く為に、直接ガレキにふれ自分でそれを加工して工作をできるキットも製作しました。
実際に小学校の授業や震災のワークショップなどで皆で工作をして、震災を小さい子なりに考える取り組みも始めています。
このBLOGを読むとわかりやすいかと思います。
こちらも一緒にワークショップなどをしてくださるイベントも探してます!

最近九州の放送局に取材された動画も添付しておきます!
(とてもNICEな取材内容です!!)
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=4_RR97-KRFA&feature=plcp[/youtube]

以上ながながすみません。

宜しくお願い致します!

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彼のブログにも、日々の活動の様子が書かれているので、そちらもどうぞ。
昨年、震災直後に開催した『THE BEGINNING』では、当時まだ札幌にいらっしゃった中田さん(↓左)とMagnetikの長谷部泰司さんが始めた『SAPPORO MUSIC ART 募金』という取り組みにも、協力させて頂いたのでした。

上の写真も含め、この日の『BEGINNING』の様子はこちら
懐かしいなあ。
(編)

 

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