午前中はTOKYO PHOTO 2012を見に、東京ミッドタウンホールへ。
世界主要10都市から、それぞれ地域を代表する写真を取り扱うアートギャラリーが出展。1,000点もの写真作品を一挙に見れて、2時間ほどがあっという間に過ぎていきました。
Chen Baoshengの『The Spirit of Dragon and Horse

八木清さんの『arctic fox』(←リンク先の左端上から6枚目)、
Inez van Lamsweerde and Vinoodh Matadinの一連の作品、
などが特に印象に残っております。
8月末に創刊した写真雑誌『IMA』も購入。

最初の数ページしかまだ読んで(見て)おりませんが、今後も期待大な雑誌。ライアン・マッギンレーのインタビューが面白かったです。
午後からは『横浜ダンスコレクション from 2002-2012 十年十色』を見に赤レンガ倉庫へ。
上演された7作品のうち、特に印象的だったのは三東瑠璃さんの『ESQUISSE』、黒田育世さん振付・梶本はるかさん出演の『モニカモニカ』、KENTARO!!さんでしょうか。
中でも『モニカモニカ』の梶本はるかさん。
「踊る、ということは、覚悟する、ということなのだなあ」と、冒頭ふと思ったのは表情が見える席だったからなのですが、
もう、自身の全てを捧げないと踊りきれないような作品で、後半思わず涙。
松本じろさんの演奏と歌声もとても良かったです。
いやあ、いいもの見ました。
余韻を引きずりながら、夜はArkadi Zaides『Quiet』を見に再び青山円形劇場へ。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=cMugpD3hzEs[/youtube]
舞踊評論家の石井達朗さんによる作品紹介には、
「いまだに解決の糸口さえ見えないままに、緊張状態がつづくイスラエルとパレスチナ。
ダンスはこの問題にどのようにアプローチできるのか。そもそも言葉のないダンスが、ポリティクスに介入などできるのか。
『Quiet』は、いかなるプロパガンダにも陥ることなく、その難問に真正面から向き合った稀有な作品だ。世界有数のダンス大国イスラエルにおいてさえも、ここまで一切のエンタメ性を排除して、身体が表現できること/できないことの可能性に賭けた作品はあまり例がないだろう。
楽観も悲観も超えた出口のない状況。あとは祈るしかないのだろうか。」(公式サイトより)
とあります。
世界中で上演を重ね、私が見た日は49回目の上演でした。
他者への攻撃や不安、葛藤、あるいは気持ちが通じ合ったような高揚感、穏やかな瞬間…など様々な感情が、ぐっと抑えたトーンで展開され、「こんな作品もありうるのか!」とダンス見初めの私には驚きで。
アフタートークでダンサーの一人がおっしゃっていた、「作品をつくっているときや、こうやって外の世界にいるときは感じないのだけど、イスラエルに戻って劇場の外、街中に身を置くと、再び葛藤として戻ってくる」というようなお話が印象的でありました。
それにしても、こんな素晴らしい作品に次々と触れることのできるダンストリエンナーレのありがたさ。
10月も、もう一回だけ見に行きます。楽しみだなあ。
ということで、
舞台遠出四日目に続きます。
(編)

 

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