本日巷で話題(?)の、面白いことをなさっている方々がゆるりとシェアするオフィス、「tab」へ。

広々。
窓際で彫刻のような佇まいなのは小野さんですよ。来月くらいには、新オフィスお披露目があるとかないとか。ミーティングテーブルが広くていい感じでした。
その後、文化財団に移動。(写真は2Fにある君の椅子工房学舎です)

磯田さんと、3月に開催予定のドリ大授業の打ち合わせ。このドリ大メンバーとは、去年の1月も旭川へ間伐ツアーを行いましたが、今年もどうやら道北方面へツアーに行くことになりそうです。
楽しみな下―見―
打ち合わせでは、3月11日に被災地で生まれた赤ちゃんに、磯田さんたちが昨年末『君の椅子』を渡しに行ったときのことを流したニュースの特集(録画)を観まして。あるお母さんが話していた「自分や友達の家族が亡くなった中で、生まれてきた新しい命のことを、今まで素直に喜べなかった」という言葉がズシンと。
でも、この新しい命は希望なのですよね。この日椅子を贈られたお父さん、お母さんの言葉が、涙腺を直撃しました…
打ち合わせ終了後、すでに始まっていた取材に合流。少しずつですけど、膨大な知識に触れて、冊子の形が見えてきましたよ。明日明後日も、何かしら手応えがあるといいなあ。
最後に、昨夜つい夜更かしをしてしまった一冊。

アメリカで、命を脅かすほどの黒人差別が暗黙のうちに認められていた時代に、その実態を探るため肌を焼き塗り、黒人として南部へ潜入した白人ジャーナリストのノンフィクション。
白人である自分に対しては「人好きのする温厚なアメリカ人」として映る人物が、肌を黒くした自分には病的で冷酷な一面を見せること。「自分は差別は許さない」という人の温情主義に潜む、差別意識。
同じ立場になって、自ら体験してみないと見えてこない世界ではありますが、そこをどれだけ人は想像力でカバーできるのでしょうか。
一つ賢明だなと思ったのは、目の前にいる人間の最低な一面を見せられたときは、こちらは相手の最高な(子どもに絵本を読み聞かせていたり、友人を励ましていたりしているような)面を推測すること。
自分に見せている面が相手の全てではなく、友人と楽しく食事をしていたり、何かに涙したりしているときもあるのだ、と考えると、すごく冷静でいられる気がする。(実際ジャーナリストの彼も、黒人としての自分に対して敵意ある振る舞いをする人たちを、そうやって観察している)
いやー、すごい本を読んでしまいました。映画『ミシシッピー・バーニング』も思い出しちゃった。
(編)

 

4 Responses to tab→君の椅子→取材→

  1. 本間 より:

    そしてこの作者に触発されて女性版『私のように黒い夜』をルポした人がいるのだけれどその書名が思い出せない。明日、図書館で調べよう・・・。

    • (編) より:

      女性だとまた違った側面がありそうですよね。書名、思い出しました?教えてくださーい。

  2. タケモト より:

    この本は知らなかったです。どうもありがとう。早速注文しました。

    • (編) より:

      古本トロニカで本の題名にひかれて買っただけだったので、中を読んでびっくりでした。いやはや。

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