最近観た映画を一通り。

リドリー・スコット監督『ブレードランナー  ファイナル・カット』@DVD

昔見たような気もするのだけど内容をほとんど覚えていない身なので、改めて見てみて大層面白かったです。鑑賞後にこのコラムを拝読し、他のバージョンも制覇したくなったり。

冒頭2019年という設定のロサンゼルスが出てきて、年代設定にしみじみしつつ、街中を行き交う人たちが全員格好良くてしびれる。あの街なら住んでみたい。

デッカードがレプリカント説、という考察も後から知って「おお〜」となったのだけど、一緒に見た一典さんはまた違う解釈をしており、人と映画を見るの楽しいなと思った次第。

お次はSPAC『ギルガメシュ叙事詩』@U-NEXT

ウトナピシュティム、沢さんが後ろで操演しているような感じでいるから「あれ?これは人間ぽいけど、人形??いや人形振り的な?」と思いながら観ていたのだけど、カーテンコールで人間でした(←)。

野外の特設会場ならではのラストで、その場で観たかったな〜。

続いて

ペドロ・アルモドバル監督『ヒューマン・ボイス』@U-NEXT

部屋も服も洒落ていて眼福。そして何と言っても、電話の向こうの男性が鮮やかに浮かぶようなティルダ・スウィントンの演技力よ…。

ペドロ・アルモドバル監督の短編2作目となる『ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ』が今夏公開のようで、こちらも見たい。

続いて

ケン・ローチ監督『麦の穂をゆらす風』@DVD

1920年のアイルランド独立戦争と、イギリス=アイルランド条約案を巡るシン=フェイン党の分裂、そしてかつてイギリス本国を相手に共に戦ったアイルランド人同士が殺し合う内戦へと至る過程が描かれた本作。

戦いに身を投じる列車の運転士ダンの信念は無茶苦茶ケン・ローチ節で、一番好きなキャラクターでした。

アイルランド関連の本や映画もいろいろ見ていきたい。

最後は

ジョージ・ミラー監督『マッドマックス:フュリオサ』@TOHOシネマズすすきの

初のドルビーシネマ体験。無茶苦茶楽しかったのですが、音が身体に来るので結構疲れました…。

でもこれを見ると、怒りのデスロードも俄然また見直したくなりますね。

あと映画館で見たいのは『関心領域』なのだけど、会員じゃない映画館だと木曜とか限定になるし、会員になったとしても特定の曜日しか会員価格で見れないし、なかなかタイミングを合わせるのが難しい。

その点シアターキノは会員になるといつでも会員価格で見れるので、ホント便利。『関心領域』も後日キノで上映されないかな…。(通常価格で映画を見るという概念がない自分)

(編)

 

 

 

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