11月に札幌での第17回公演『ロマンス』を控えている劇団こふく劇場。

の、プレイベントとして開催されたワークショップ「演劇がうまれる」

の、戯曲WSを急遽受講することになったのです。

↑上ツイートの「大丈夫です。だれでも書けます」に加え、申込時にラボチの小室さんからも「大丈夫です、書けます」をいただき、結果二度背中をバシンと叩いてもらっての戯曲講座デビュー。

3枚の写真から状況を妄想するという導入では、

画像引用元 https://twitter.com/cofukugekijo

隣の最上怜香さんがドキドキする恋の始まりを妄想したのに対し、自分はマンネリ気味だけど幸せってこおいうことですよね?みたいな妄想で、講師の永山さんから「怖っ!」をいただいてしまった。対比…!

そしてト書きについて説明があって、

(↑写真は、柴田智之さんが一生懸命描いたそばから消された三人姉妹のシーン。その日一番笑いました)

写真の場面のト書きと、想像した会話を書く練習をして、

今度はそれぞれが想像した、2人の人物が出てくる風景を戯曲にする、という流れ。

実際に書いてみて浮かんだ疑問を最後に質問したら、俳優の役割の重要性がわかったのだけど、書いて、俳優の身体を通すことで、自分の抱える問いを検証できるかもしれないと思ったし、

身体を通してたってままならないのに、ましてや身体を通さないSNS上の文字コミュニケーションの不完全さやズルさ、伝わらなさはいかほどか、とも。

ここでうまれた戯曲をもとに創作と発表をするWSが翌日にあったのだけど、ちょうど範宙遊泳の公演と重なっていたため、自分作品の発表部分だけ動画でいただくことに。

翌日は範宙遊泳の観劇前に講師の永山さんたちとエスカレーターですれ違い、「良い感じで仕上がってますよー、上演させてもらいます〜」的な言葉をいただいたのですが、自分が演劇を観ている下の階で、自分の書いた言葉が誰かに演じられているという、初めての状況を不思議に思った次第。

いやだってこれって、すごく初のことですよ。

早速小室さんから動画が送られてきて、拝見したのですが。

そこで起こっていることと自分の中で起こったことの両方、非常に興味深かったです。自分の言葉なのに、他者の身体を通さないとわからないことって、あるんですねえ。

このWS、受けて本当に良かったです。すごく面白いものを発見した感。

WSではタイトルもつけないといけなかったので、慌てて『占い地獄』とつけたのだけど、タイトルに関わる部分も含めて、書いてみたいと思ったことを完成させるところまで試みてみようかと。

動画でも最後に「続く」とナレーションが入っていたし、以前制作したactで弦巻さんが「執筆に必要なのは書き出す力と書き終える力」と言っていたし、

なにより小室さんから「もし続きを書くことがあったら読ませてください」とありがたい言葉を頂き、自分以外の読み手が一人いるだけで書き終えるモチベーションになりますし。

初めてのことだから、まずはプロセスを楽しんでみようと思いつつ、一体どうなることやら…!

11月のこふく劇場『ロマンス』も観れるといいな。

(編)

 

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