書きそびれていましたが、TO OV Cafeで開催されたアキタヒデキ写真展『燐光を追って豊かな闇』を見に行きまして。

とても格好良かったです。

中からこちらの作品を購入し、

先日引き取って早速飾った次第。

この写真はアキタさん曰く

「この写真の人物は画家の熊谷隼人さんで、火に向き合いながら、こうしたら火がこう見える。手を重ねてみたらどうだろう。この布を通したらどうだろうと、その世界を感じ取ろうとする真摯な姿勢に打ちのめされた時の写真で。

その光景があまりに美しくて、今回の展示に滑り込ませました。」

とのことだそうで、

元々地階のレンガの部屋に飾ろうと思っていたのだけど、撮影時のエピソードを伺って、薪ストーブのあるこの部屋はぴったりだと思いました。

冬は室温氷点下5度以下だし、他にやることたくさんあるしで、火を付ける作業も楽しむ感じじゃなかったけど、今年の冬は写真みたいに火と向き合えたらいいな。

今時期の湿度が低い晴れの日は、この部屋の眺めが良く

下に行くたびに、しばらく戸口に立ってボケーッと部屋を眺めてしまう。

※2023年11月19日追記:冬支度が始まって、良い感じになってきました。

薪ストーブ部屋で火を眺めながら、写真の世界を追体験するのだ。


(以下、元の続き)

ちなみに、アキタさんの作品は2015年の個展「こころ」で一枚購入して以来の2枚目なのですが、

2015年に購入した写真(上のリンク先に写真あり)のモノクロバージョンが、今回の個展時に会場で無料配布されていた「con.TEMPORARY SPACE」のメインビジュアルとして使用されていて、

例えば

自分が購入した中西揚一さんのこの作品が表紙になった、彼の作品集を目にするときと同じような嬉しさがあったのでした。

家で毎日目にしている作品を別の場で別の形で目にするときの、嬉しさと不思議な感覚と言いますか。

特に今回の写真の場合は、モノクロになると全然印象が違うものだな〜としみじみ眺めてしまった。

※WGのサイトをリニューアルした2011年以降に購入した分については、こちらにまとまっています。

(編)

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