先日、札幌市豊平川さけ科学館で開催している、琴似発寒川サケ観察会へ。

これまで街中だと南大橋をたまたま通ったときに一匹見かけたり、というのはあったけど、この日のようにたくさんのサケを見たのは初めてで、テンション上がりました。

親子連れや、毎年遡上の時期になると様子を見に来ているという人たちもいて、そういった方々と職員の方のやりとりを横で聞いているのも楽しかったです。

そして今週は、セクレタリーとして企画した、北海道通訳翻訳研究会(HITSs)通訳案内SIGの勉強会でさけ科学館へ。

サケの生態について詳しく解説いただき、質疑応答も割とエンドレス。

札幌は9月頃からサクラマスが、だいたい10月頃からサケが遡上するのだけど、

上流の方までわんさかとやってくるのはサクラマスで、サケは下流(豊平川だと水穂大橋や東橋付近とか、わりと街中)の方でよく観察できるのだそうです。意外。

※遡上観察スポットについてはこちらも参考にどうぞ。

遡上自体が雨の降るタイミングやその他諸々に左右されるため(実際琴似発寒川も去年は少なかったらしく、今年は遡上数が多くて当たり年なのだとか)、科学館横を流れる真駒内川での観察も当日までできるかどうかわからなかったのだけど、

数匹観察できてホッ。やっぱり説明を聞いた後に見れると嬉しいですもんね。

真駒内川の河床?水位?が下がって(この辺記憶が曖昧なのですが、なんでだったかな?)、床止めをサケが上れなくなってしまったので、お手製の魚道を試しに設置して様子を見ているとのことで、

このお手製感にグッときた次第。

真駒内川にサケが遡上するようになって、ホッチャレ(サケの死骸)目当てのオジロワシも付近で観察されるようになった、という話も印象的。

一つ生き物が復活すると、それにまつわる生態系もそこにつくられるのだなあ。

ちなみに

サケの遡上する川が通っている街というのが地理的に限られるのに加えて、札幌の人口規模の都市河川にサケが遡上し、かつ産卵もするというのは世界的に見ても珍しいそうです。

(そのことについてちらりと立ち話をしたとき、例えばポートランドは遡上はするけどそこで産卵はしない、と話されていたような。へー)

来年のGWには、稚魚の放流体験にも参加する気満々。札幌は良い街だな〜

(編)

 

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