久しぶりに配信系。

Lincoln Center『The Royale』

ジム・クロウ法があった時代に、アフリカン・アメリカンとして初めて、ボクシング世界ヘビー級王者になったジャック・ジョンソン。と、すでに引退していた白人の元ヘビー級王者が対決した「世紀の一戦」を描いたお話。

と言っても、リングの中の出来事ではなく、リングの外で起きた出来事に焦点が当てられていて、黒人が白人を倒すことで起こる副作用的な人種差別に根ざした事件や、彼が戦う動機となった過去の出来事などが語られます。

その地の劇場がそこに暮らす人たちの歴史や抱えるものに向き合ってつくる演劇の、「手作り」という規模感がもたらす誠実さのようなもの。に触れるのが好きで、私は海外の演劇を見たくなってしまうんだなーと、しみじみ。

この辺は、映画とはちょっと違う感覚なんですよね。演劇ならではの「手作り」感。

続いて、BATIK『THE RELIGION OF BIRDS』

国際交流基金のオンライン配信プロジェクトSTAGE BEYOND BORDERS –Selection of Japanese Performances– 」から。

2月からいろいろな作品の配信が開始されていて、国際交流基金のYoutubeチャンネルで全て見ることができます。タニノクロウ、岡田利規、岩井秀人、市原佐都子…などなど錚々たるメンバーの作品が見れるので、ぜひ。(実は私も今そのことに気づいたので、これから見る気満々です。)

上の作品も、地味にBATIKの長編作品を見るのは初だったので(BATIK100会などで短めの作品は見たことがあったのですが)、良い機会となりました。BATIK、クリエイティブスタジオとかで呼んでくれないかな〜。

次。

SPAC『グリム童話~本物のフィアンセ~』

これも国際交流基金のオンライン配信プロジェクトSTAGE BEYOND BORDERS –Selection of Japanese Performances– 」から。

夜の闇の中で見るウットリするようなビジュアルと、後半グイグイくる笑い(特に役者の歌)と、最後の最後に真の主人公が出てきて呟く言葉にグッときました…。

激しくおすすめ!

劇作家のオリヴィエ・ピィは「くものうえ⇅せかい演劇祭」でグリム童話『愛が勝つおはなし~マレーヌ姫~』を見ていたのですが、今回の『グリム童話~本物のフィアンセ~』も無茶苦茶良かったっす。

オリヴィエ・ピィ、好きだ…涙。

で、この『グリム童話~本物のフィアンセ~』の前に作られたのがSPAC『グリム童話〜少女と悪魔と風車小屋〜』で、こちらも国際交流基金のYouTubeチャンネルで公開中。次はこれを見るぞー。

(編)

 

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