今まで舞台作品を直接見たことはなかったモダンスイマーズ

初めてつくった人形劇を無料配信と聞いて、早速。

もともと東京芸術劇場での新作公演を予定していたのがコロナで中止。そこで「生で見られなくて残念だという演劇を提供するよりはまったく違うことで、面白いものを出したかった」から、初めての人形劇&映像制作にトライ。という発想がすごい。
その結果生まれた本作、最高だと思います。ポップなダメさ加減に笑いつつ、情けないけどグッとくる50分。
経緯や制作過程について語られた、こちらの座談会も面白かったです。「クリエイターが今どうやったら遊べるかが何よりも重要であり、表現する側こそ楽しんでいかないと暗い時代になってしまうと思い、無茶を承知で提案しました」とな。
今度、人間の役者による作品も見てみたいな。モダンスイマーズ。メモメモ。
続いて、
小泉明郎『解放されたプロメテウス』。リモート参加中のシアターコモンズから、VR作品。とりあえずは2Dでの体験だったけど、後日VRゴーグルで試してみようと考え中。
で、1回目はかなりいろんなものを見落としていたことがこのレビューでわかったので、もう一度トライ(リモートならでは)。で、ズドーンと落ちた次第…。
レビューでチラリと触れられていた外国人技能実習制度や、入管施設の長期収容のことなど、こういった対応の根幹にある考え方がなぜできてきたんだろうなあ。
私は、差別心からくる人権を無視した排他的な制度や、人を安く搾取する奴隷的な制度は、そのまま自分たちにも跳ね返ってくると考えていて、「外国人だから」「障害があるから」「女性だから」「働けないから」「正規雇用じゃないから」…と、出そうと思えばどんどん出てくる「〜だから不当に扱っても良い」という思想から生まれた制度が変化していかない限り、息苦しさや生きづらさってなくならないし、そんな世間を渡って生きたくない…。
どんな立場でも、日本で暮らしている人たちが、憲法で保障された権利である「健康で文化的な最低限度の生活」を営めて、良い夢を見れるような社会にしてほしいの…そこんとこよろしく。
※3/8追記:VRバージョンを自宅で拝見。STYLYダウンロードからVRゴーグルで見るまでが、いろいろ詳しい家主にヘルプを頼んでもえらい大変で、一般の人でSTYLYでスムーズに見れた人いるのかな?
ということはさておき、(当たり前だけど)2Dとは全然違って「おお〜」となりつつ。この世界から抜け出せなくなるようなほのかな恐怖と、目の前の人が浮遊してくるときに「観客のはずの自分の安全性」が揺らぐような不安があって、VRで何かを体験することは結構自分的に危ういなと思った次第。
ふい〜
(編)

 

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