原稿書きや取材依頼の合間の息抜きを。アレヤコレヤでリフレッシュ。
2/3(月):Netflixで『ミス・アメリカーナ』
テイラー・スウィフトのドキュメンタリー。
セクハラ訴訟からの政治的立場の表明、「You Need To Calm Down」と、社会規範としての「良い子」から自由になっていく様が本当に良かったです。
これ、いろんな人が勇気付けられてるんだろうなー。
2/4(火):先週に引き続き、『冬の野外人形劇 マルシュカと12の月』の製作ボランティア。この日も小道具の塗り作業を。
詳しくはこちらをどうぞ。(下の方に追記してます)
2/5(水):シアターキノで『さよならテレビ』
テレビを全く見なくなって久しいので、今のテレビがどんな感じかさっぱりわからず、本作について何をどうだと語れないのですけども。でも劇中、テレビ局を見学に来た小学生に語る「マスメディアの役割は権力を監視すること」という言葉と、実際に劇中で流れる番組とのギャップというか…
これどうなんでしょ、実際、監視しているメディアならではの骨太な番組って存在するんですか?現状がわからん。
2/6(木):山田大揮個展「あなたは石を見ている 石はあなたを見ていない」のトークイベントへ。
彫刻家の小田原のどかさんを迎え、「(制作)行為に潜在する加害性」というテーマでお話。
冒頭、小田原さんから「公共彫刻は失敗することの方に意味がある」という言葉が出まして。なぜなら、民主的な社会で反対運動が出るのは当たり前のことだから。
で、「失敗の意味」を見い出すためにも、それらの対立の内容をほぐして建設的に言説を作っていかなければならないのだけど、日本社会はそこがなかなかできていない過去と現状があると。
その意味で、長崎の加害展示論争は、市民レベルで分断の着地点を見出した事例として興味深いそうです。(それについての小田原さんの論評はこちらから読めます。)
あと、多様な状態があるだけではダメで、多様性の中で意見を交換する仕組みが必要という話も、なるほどーと思ったなー。その対立を前提とした交換のプロセスが難しいのだけど。
山田さんの「加害性は人間が生きることのベースにあるのではないか」という言葉から始まる、ためらいや、またそこへの注意深さがどのような背景から生まれているかという告白も、結構いろいろ自分に引き寄せて考えてしまった。
会場が寒くなければ、いつまでも話せそう&聞いていけそうなトピックでしたが、いかんせん暖房なしの会場はこの時期辛い…。最後の質疑応答でギブアップして、先においとましてしまった次第。冷えた〜
2/7(金):今日は『冬の野外人形劇 マルシュカと12の月』本番を拝見。こちらについては次に書きます!
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