今回最終日に一泊だけ利用した、ふじのくに せかい演劇祭関連企画の「みんなのnedocoプロジェクト」。
nedocoとは、まちの公民館やお寺などを利用した即席ゲストハウスのこと。地元有志メンバーが運営していて、泊まりがてら作品の感想をいろいろ話せるのはいいなーと思ったことと、
ボランティアの人たちが、どんな風に自分たちも含め集まった人たちと楽しむ場をつくっているのかも視察したいと思い、参加した次第。
ということで、当日
は、
『ふたりの女』鑑賞後、静岡駅に集合。お宿となる教覚寺までの道すがら、スタッフの方が街のあれこれを解説してくださいます。
やっぱり地元の人と街を歩くって楽しい。
青葉おでん街での撮影タイムとか。
教覚寺に着いたら、まずnedocoはじめ(はじめの会)。「nedocoとは?」みたいなことが話されつつ。
↑ちなみに説明してくださってる伊藤さんは、地滑りの専門家で、かつゲンロン カオス*ラウンジの新芸術校の卒業生。いろいろなリサーチ協力の話とか、興味深かったです。
の後、野外公演で冷え切った身体を温めるべく、近所の銭湯へ。
桜湯は、市内に2軒しか残っていない銭湯のうちの一つだそうな。内観も設備も超レトロで、味がありまくりでした。でもあったまった〜。
宿に戻って、ようやく乾杯。
SPACのスタッフの方も、お一人いらっしゃいましたよ。美味しい手料理と静岡おでんに舌鼓。最高や。
いきなり銭湯で裸の付き合い済みなので、会ったばかりの人なのに感想も心置きなく言えてしまうという稀有な体験。
参加者には利賀村で開催されるシアター・オリンピックスのスタッフの方もいて、SCOTのこととかいろいろ質問してしまいました。利賀村、夏に初訪問しようと思っているので楽しみです。
あと、演劇祭に来ているとどうしてもSPACのことばかりに目が行きますが、静岡市内で活動している他の劇団や小劇場の話とかも地元の方にリサーチ。この辺もう少し聞いてみたかったなー。
次の日が境内清掃のため7時集合だったので、私は0時過ぎに就寝しましたが、二次会組は割と夜中まで話し込んでいた様子。
で、朝。
普段は全くできない6時半起きをシャキッとし、掃除に勤しむ。
そのあと、朝のおつとめ。
↑準備中の住職。
「正信偈」を読んだのだったかしら。仏教の世界は奥が深いなあ。
住職のお話を聞きつつ。
朝食。
豪勢であります。
最後にnedocoじめをし、そこでnedoco代表の井上さんが話された「対話の大切さ」に同感。相手を知ること以外に平和への道はないな〜、と。
あ、違った、最後はScalaごっこでした。
再掲。満足。
解散後は再びスノドカフェでコーヒーを飲みつつ、nedocoに参加されていた方が偶然いらっしゃったので、ひとしきりnedocoや演劇祭話で盛り上がってしまいました。
よその土地で知り合いができて、街中でバッタリって、いいなあ。
飛行機までの時間は、スタッフの方に勧められた静岡市美術館へ。
小倉遊亀さんの日本画、素敵。
そんなこんなで帰札。地元の人と街を歩く楽しさの再確認と、この即席ゲストハウスの仕組みはいろいろ参考になった感。ふむ。
nedocoが気になった方は、こちらのサイトやFBなどのぞいてみてください。
次回行った時も、また一泊したい
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