第2マルバ会館企画「オーバーハウゼン国際短編映画祭セレクション作品」上映会に行ってきました。
本映画祭の選考アドバイザーでもある、映像作家の中沢あきさんによる作品解説付き。
作家のちょっとした背景とか、その作品が何部門で上映されたのかとか、映像を一旦自分で受け止めた後にプラスαの情報をもらえるのって嬉しい。そこからまた広がるもんな。
上映された7作品のうち、特に好きだったのがUlu Braun『Die Herberge』。
時々右上に「Preview」って入るの、?と思って見ていたのですが、彼にはギャラリーがついていて、コピーを防ぐための手段なのだそうです。
へー!
映像作品の売買って、そういえば全く未知の世界というか。「コピーを防ぐ」ということでいえば、全ての映像作品に「Preview」って入ってても良いのでは…と思ったりするのですが、目にするのは今日が初めて。
つい上映終了後に質問してしまったのですが、映像作品の値段とか、何人までに売る、とか、そういうの興味深い…。もう少し聞いてみたかったなー。
もう一つ、Sebastian Gimmel『approaching the puddle』も好きでした。
※映像はこちらでちょっとだけ見れます。
この作品は子供向け部門で上映されたそうですが、日本で言う「子供向け」とは違うなあ、という印象。
それは実際、他の作品にも言えることらしく(もちろんきちんと幼児向け、というのもあるそうですが)、同性愛や難民問題などをテーマにしたものなども子供向け部門で上映され、それに対して子供たちも子供たちなりの感想を持つ、というエピソードが良いなあと。
あとは、最後に上映されたDaniel Franke『One Minute Soundsculpture』も、
8年前の作品だけど、最近ここで用いられてるような線についての話題を耳にしていたばかりだったので、「おお」と思いつつ。
それとは別に、本来的に奥行きのない(バーチャルな?)「画面上の線」が、現実の空間の中に上書きされて、それを平面のスクリーンで見るのって、よくよく考えるとなんだか不思議。
今日見た7作品はどれも面白かったなあ。短編だからこそ、作品解説とか、1つ1つをちょっと丁寧に見るの、良い気がする。
それにしても、昨今はいろいろな映像展示の方法があったりするけれど、なんだかんだと「シングル・チャンネルで拘束型」というのが、きちんと最後まで見られるということで一番望ましいのでは、と思ったり。
でも、やっぱり、そうじゃない見せ方でしか得られないものってのも、あるのかなー。
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