11/10(金)は久々の舞台遠出。お目当は庭劇団ペニノの『地獄谷温泉 無明ノ宿』。

2015年の初演からずっと見逃し続けてきた本作の最終公演(美術セットの寿命が理由とな)と聞いたら、もう行かずにいられない。
4つの場面が回転舞台になっているのですが、最後の方で息子がぐるぐる回る各部屋を通過していくシーンが秀逸。初ペニノでしたが、噂に違わぬ、この尾を引く感じ、最高です。
この後、温泉に入るたびにこの作品のことを思い出してます。
あとこの日は、日中に国立歴史民俗博物館で開催中の『1968年』を。
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第1部が「平和と民主主義」・経済成長への問いとして、ベトナム反戦運動とべ平連運動、神戸を中心に関西で起こった学生運動や差別への批判、
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(↑「大規模な在日コリアンの集住地と都市の被差別部落を抱えこむ阪神間地域固有の運動」のこと、知らなかったなあ。)
三里塚闘争、熊本水俣病闘争、横浜新貨物線反対運動が紹介。
三里塚闘争と水俣病闘争は、やっぱり、見ている時お腹に力が入りました。しんどい。『苦海浄土』、読まないとなー。
「銭は1銭もいらん。そのかわり、会社のえらか衆の、上から順々に、水銀母液ば飲んでもらおう。上から順々に、42人死んでもらう。奥さんがたにも飲んでもらう。胎児性の生まれるように。そのあと順々に69人、水俣病になってもらう。あと100人ぐらい潜在患者になってもらう。それでよか(※)」
※昭和43年から始まった水俣病患者互助会と新日本窒素肥料(チッソ)水俣工場との補償交渉で、患者側の補償金要求に対しチッソ側からゼロ回答を示されたときに、死に瀕している患者たちの吐いた言葉。
第1部で結構な時間がかかってしまって、第2部の大学という「場」からの問い -全共闘運動の展開、の方は駆け足になってしまいました。
重い気持ちで外に出ると、猫を発見。
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平和っていいね…(しみじみ)
お宿は久しぶりの東京ひかりゲストハウスです。快適。
翌朝nuiにコーヒーを飲みに行ったのですが、2年前の朝にこのカフェで考えてたことを懐かしく思い出しつつ。
切実な欠乏感だけを原動力に手探りで進んで、あっという間に2年経ちましたが、まあ何とか少しずつ前進はしているなあ、と実感した次第。ここに来るとどうも感傷的になってしまっていかん。
続きまーす。
(編)

 

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