踊りに行くぜ!! Ⅱ vol.6をコンカリーニョで見てきました。
私が見ているのはvol.3から。(vol.3についてのブログはこちら、vol.4はこちら、vol.5はこちら。)
コンカリはコンテンポラリーダンスを早い時期から紹介してきた劇場で、踊りに行くぜ!!も初期から札幌公演をしていたような。(確か)
で、
踊りに行くぜ!!とは、全国公募から選出した新作の制作サポート、および全国巡回での上演を実現するプロジェクト。

公演プログラムは、本年度の新作2作品(Aプログラム)、各地で選考した参加者とともに作品制作するダンス・イン・レジデンス作品(Bプログラム)、プラス地元の作品(Cプログラム)で構成されています。
今年のAプログラム『Ghosting -軌跡の庭』は、空間をたゆたうスモークの流れ(光が照らし出す空気の動き)と、床に投射される映像、声
に、うっとり。
逆に、身体はそこであまり印象に残らなかったというか…どういう身体のあり方なら、上記の要素と化学反応を起こせるのかなー。
同じくAプログラム『暗黒計画1 〜足の甲を乾いている光にさらす〜』は、山崎広太さんの解説?がなんとも…ニヤニヤ。
「暗黒はどんなダンスでも共有できる」のあと、ショービジネスのライト(←自分的解釈)に照らされた暗黒の表情にぐっときました。西村未奈さん、素晴らしかったなあ。
お次はBプログラム『現代版 -7つの大罪- 第一章』。
これはもう、作品世界につかんで引きずり込む、力強さに満ちたオープニングが素晴らしい。
その力強さは途中失速しつつも、要所要所でまたゴリッと顔を出してテンション上がりました。コンカリの舞台って、使いようによってはなかなかのスペクタクル感出せるのですね。
音楽も格好よかったです。(もっと爆音で聴いてみたかった…)
余談ですが、札幌舞踊会の神島百合香さんが出演されていると、その美しさについ彼女ばっかり目で追ってしまって、あまり全体が見れません…(←)
ということはさておきCプログラム『人性』。
こちらはダンススタジオマインド所属の本田大河さんが振付・構成・出演の作品。大河さん、今高校生でしょうか?
 
初めて見たのは彼が中学生の頃ですけど、のびのびとしていて踊る楽しさに満ちた彼の身体は、目を引くものがあります。
「複雑になった人間関係」「二面性」についての本作では、上記の楽しさが発揮されていなかったのだけど、彼が「人性」と呼ぶものの中にも陽気さってあるはずだし、その辺を織り交ぜてもよかったのではないかしら。
物事の複雑さについて考えるとき、放っておくとシリアスな側面にばかり目が行ってしまうけど、実際はそうじゃないわけで。
構成に関しては、ついいろいろ言いたくなってしまう種類の作品というか。イコール、可能性を感じるということですね。
構成力がついたら(あるいはそういう人と共作したら)どこまでも行けそう。今後が楽しみです。
そういえば、
踊りに行くぜ!!vol.5の『To day』に出演されていた声のアーティスト・山崎阿弥さん
1/30(土)からスタートする「第4回札幌500m美術館賞グランプリ展」の最終候補に残ってらっしゃいました。
本展での展示を経て、最終的にグランプリが決定されるのだそうな。
こちらも楽しみ。
(編)

 

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