昨日シアターZOOで、札幌ビエンナーレ・プレ企画実行委員長の大平具彦さんが「札幌ビエンナーレの魅力について」語るというので、ちょっくら行ってきたのです。
実はシアターZOOサロン(旧TPSサロン)という催しが、月一度開かれていることも昨日知った私。そしてTPSくらぶ主催のサロンなのに、TPSのお芝居を一度も観たことがないという私。
そうなのです。行こう行こうと思いつつ、なぜか腰が重くなってしまうTPSのお芝居。その理由は何となくわかっているのでございます。でも、中の人と実際にお話したりしたら、きっとこの腰の重さも改善されるであろうと思い、サロンへ潜入。

開始前の様子。普通に大平さん、呑んでおります。
「私にとってビールはお酒じゃない」とのこと。さすが。
大平さんが研究されていた20世紀アヴァンギャルドのお話とか、面白かったです。ロシアの話とか。著書『二〇世紀アヴァンギャルドと文明の転換』も読んでみよう。

道新の加藤さん(右から二人目)もいらっしゃっておりました。名刺を頂くと「校閲部」と。『まちのモト』の最新号などその場でチラチラッと見てくれましたが、校閲部の方にチェックされると妙な緊張が・・・
でもシアターZOOサロン、行ってよかったです。腰の重さも改善されそうです。
すごく良い情報をたくさんゲットしたので、そのことはまた後日に改めて。
その後、芸術討論会へ。

約30人くらいが参加されておりました。そのほとんどが作家さん。
私が到着した時には『美術館が消える9日間』に議題が移っており、みんなの発表も展覧会の運営のあたりとか展示の仕方みたいなところに集中していたのですね。
そこに山本雄基さんが、「外堀のことはもういいから、もっと作品について話をしたい」と。「作家なんだから、もっと作品について討論して、高め合いたい」というようなことをズバッと。
私はこれを聞いた瞬間に、山本さんが現在六花亭福住店で開催している個展『グレーゾーンが踊っている』を観に行こうと思いました。ここでやる個展って、遠くて一度も観に行ったことがなかったのですけど。
でも作品について、ああやって鋭く切り込む気持ちを持っている人の個展はかなり気になる。ドニチカ切符で行ってこようと思います、来週あたり。
ということで、今日はドリ大授業の日。
『展覧会の舞台裏 −キュレーターって何をする人?』は13:00-14:30@展示スペース内です。
どうぞ遊びに来てくださいませ。
(編)

 

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