土曜日は横浜からトンボ帰りでカタルシツ『語る室』@東京芸術劇場。
「想像するとは、知らないことを思い出すことだ」って、いい言葉だなー。
何かをするときに過去は参照できるのだけど、最近、未来からの目線ってのも意識する出来事とか、作品とか、発言に立て続けに触れていて、
『語る室』の中でも、「未来の人も常に今を見ている」っていうような一言がでてきてハッとしました。
直線的な時間じゃなく、もっと同時に存在しているような時間というか。(なんのこっちゃ、という感じですね…すみません)
日曜日はバットシェバ舞踊団『DECADANCE』をKAATで。

いきなり震えた…
お客さんを舞台に上げる作品では、高齢の女性とダンサーがしっとり踊る光景にすごくドキドキしてしまった私。
どんなに素敵な時間にも終わりはくるわけですが、客席に戻る女性の表情をスポットライトの中で見たときに、なぜか涙腺が破壊。
勝手な想像だけど、あの数分間の間に、なんかめっちゃ激しい恋愛があったのでは、と思ってしまうような光景だったんだよなー。
その数分間の記憶だけで、これからの人生生きていける、ってぐらいの。
リアルにそういう場を目撃すると、結構動揺する。(まあ、勝手な想像ですが)
眼福な70分でした。
(編)

 

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