下北沢国際人形劇祭三日目は、『ハンドパペットの現在地』というタイトルのダブル・ビル(二作品併演)公演。

まずはDivadlo Alfa(アルファ劇場)『Kašpárek and Co.』(fromチェコ)

アルファ劇場は札幌でも2022年に『快傑ゾロ』を上演しており、ちょいちょい混ざる脱力イントネーション日本語も相まってのすっとぼけた可笑しさ、&無茶苦茶うまい人形操演とで至福の観劇体験だったのですが。

今回も「うますぎるやろ!」という熟練芸が炸裂しつつ、チャーミングなユーモアにあふれていて、ホント最高!

終演後は気前よくバックステージツアーも開催してくれて、覗いたセットの裏側は予想していたのと違って楽しかったなー。

お次はAriel Doron『Boxed』(fromドイツ)

自身の手が異物化(オブジェクト化)するときと、そのオブジェクトに感情をもたせるときと、身体の一部に戻るときがシームレスで、

目が釘 付 け !になりました。B級スプラッターホラー映画風味もあって、めちゃ好み。

なのにキッズを呼んだカーテンコールのほのぼの感は断トツという…。すっかりファンです。

ちなみに後日、公演前にコーヒーを飲もうとフェスティバルセンターへ寄ったときに、アリエル・ドロンさんのWSの質問タイム(一旦終了後の)がまだ続いており、

チラリと聞こえてきたやり取りには「とにかくオブジェクトで遊ぶこと」「遊ぶ中から面白いと思うものが見つかる」的な内容があって、つい聞き耳を立ててしまった。

「集中」について説明する際に紹介していたYoutubeも。

(マジシャンは同じ芸を披露しているけど、審査員が違うから別の番組かな?)

話戻り、終演後は『第一回インターナショナルパペットスラム』を見ようと移動したのですが、

会場外に入り切らない人があふれている状態で、観るのは断念。観たかった〜涙。

なので、BONUS TRACK 冬市をチラ見しながら帰宿。

四日目に続きまーす。

※下北沢国際人形劇祭のブログはこちらにまとまっています。

(編)

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