万博設計『YORUTOROTORO』をシアターZOOで。
\ #万博設計 の公演はどんな作品? /
「#YORUTOROTORO」
2025年開催の大阪万博のテーマから、連想された「みんな我慢」「着ぐるみ」「ワンシチュエーション」というキーワードを基に、大阪万博のテーマを再解釈して上演する渾身の作品。日程🗓️12/8(金)-10(日)
詳細🌔https://t.co/JpU8FEa4Vv pic.twitter.com/L6n7FCwUme— 万博設計 (@exposdesign) December 1, 2023
大阪万博…全くの無関心だったもので、テーマとはなんぞや?と思ったら「命輝く未来社会のデザイン」なんですね。(万博設計の公式サイトより)
本作を観劇してパッと浮かぶ感想として、
夜にできた裂け目と、子どもの頃の記憶の時間とを、美しい身体言語に誘われながら行き来する感じが楽しかったし
(日和ちゃんの独り言からのシーンでぐいぐい入っていけた。)
そうやって観ていたら、突如ごっつい狂気をゴンと出されて「うぉっ」てなったし
真っ暗闇の中で自分の輪郭が曖昧になっていく感覚や、その状態であらぬ方向から突然放たれる「声の存在感」に興奮したし
何より土の老婆(トビラ)が素晴らしすぎました。
で
老婆が背負われていく過去の記憶のところ、あれ?いきなりの姥捨山的な?と思っていたら、あそこから「大阪大空襲」を想起した人の感想を発見。あ〜、なるほどなあ。
大阪万博と同じような状況といえば、札幌の場合なら冬季五輪なんかはタイムリーだし、モニュメントといえば北海道百年記念塔なんかが思い起こされたりもする。
そして、私が生きるこの土地の「土の老婆」についても考えてみたくなる。
それにはもう少し時間がかかるので、後日ここに追記すると思います。
あ、ちなみに私が観た回はintroの3人を迎えたアフタートークもあったのですが、初めて見る対戦型の布陣&猫除けペットボトルなヘンテコ感を醸し出しつつ笑、
大阪公演からの作品の変化や、演技のマイルドさとシアターZOO版舞台美術で床の高さが上がったことによる身体の緊張感の対比など、興味深いお話が聞けて良かったです。
最後の質問ではintroのチームワークも垣間見ましたし。(ちなみにintroは2024年7月に久しぶりの札幌公演あり。続報が楽しみですね〜)
あと札幌は観劇特典として『鮟鱇夫人』の配信チケットもあったので、そちらを観るのも楽しみです。
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