KYOTO EXPERIMENTのプログラムから、オンライン配信に変更になったウィチャヤ・アータマート/For What Theatre 『父の歌 (5月の3日間)』


滑り込みで鑑賞。タイの演劇を見るの、地味に初めてかも。
姉と弟が実家に集まる命日が年によって違うのは、なんか、おおらかなのかな?と思って見ていたのだけど、鑑賞後にこのコラムを読んで、タイの現代史の中で重要な3日間だったのだなーと。
個人的に、最後の命日に姉と弟が作って食べていた鶏肉とご飯のレシピが気になる。韓国とかもそうだけど、ドラマの中で食べるものがやたらと美味しそうで、現地の劇場で演劇を見てからの現地ご飯コースをしたくなりますよねー。

木ノ下歌舞伎『義経千本桜ー渡海屋・大物浦』(演出:多田淳之介)。
いやー、これ、無茶苦茶面白かったです。
木ノ下歌舞伎は、初めて見たのが2015年の『黒塚』(演出:杉原邦生)。ツアー公演で、どうせなら行ったことのない街がいいなと思って、本作を観るためだけに初めての新潟へ。(観劇前後の観光についてはこちら
『黒塚』に衝撃を受けて、その次に見る機会のあったのが、同じ年に見た『心中天の網島』(演出:糸井幸之介)。
からの3作目。特典映像の木ノ下裕一さん(トークの達人)による特別講座も充実の内容で、素晴らしいな!
こちら、4/25までの配信です。キノカブを見たことのない人にも激しくおすすめ。
それにしても本作演出の多田さんは、主宰の東京デスロックからは『Peace ( at any cost? )』、キラリふじみ・レパートリーからは 日韓共同制作『颱風奇譚』、ほかダンス作品からは『Choreograph』などを遠方住まいながらに見てきつつ、どれも強い印象を残すものばかりで。
作品を見る機会のあるときは、迷わず見ることを選ぶ演出家です。
木ノ下歌舞伎が映像配信するのは初だけど、地方住まいにとって配信は本当にありがたい。
本州と北海道の間に大きく存在する舞台芸術の機会格差(ツアーが来ない問題)とか、地方と都市の文化的な格差みたいなものを減らす一助になるオンライン提供は、コロナ後も残ってほしいなあ。
(オンラインが普及しても、現物を見ることのできる利点の差は埋められないけれど、従来0か100かだったものが50か100かになるだけでもえらい違う。)
リモートワークが一般的になると、これまた地方にいながら都市圏の仕事の選択肢も広がりますしね。
生活拠点としては自分にとって暮らしやすい環境を選んで、オンラインで場所による機会格差を減らしつつ、数日間の休日をちょいちょい取りながら自分の行きたい国内外のリアルの場へ足を運ぶ、みたいな感じが理想だな。
(編)

 

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