この5日間、ひ た す ら サント=コロンブを聴いてました。
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ヴィオラ・ダ・ガンバ(フランス語だとヴィオールと言うのですね)の音色がやたらとしみるのですが、サント=コロンブと言えば、映画『めぐり逢う朝(原題: Tous les Matins du Monde)』です。

彼のところへマラン・マレが弟子入りして、後にマレが宮廷楽士になったことで決別し、最後に和解する〜という話なのだけど(↑上の動画はその和解のシーン)
映画の中で、妻を亡くしたサント=コロンブが、森の中の小屋にこもってひたすら妻を想いながらヴィオールを演奏するんですよね。
そうやって追悼の中から生まれた曲を、サント=コロンブの屋敷同様、木々に囲まれたこの山の家で聴いて、無 茶 苦 茶 癒されるものがありました。
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窓の向こうの手すりに、ヒヨドリがこちらを覗くようにじっととまっていくこともあったりして、サント=コロンブの小屋の窓にも鳥が来ていたかも…と考えたりするのも、なんかよかったな。
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この映画について詳しく解説した記事もありますので、ぜひ読んでみてください。「音楽とは、本質的に常に死者のためのものである」という言葉に泣いた…。
あと、おかしなもので、「あー、今日は初七日かー」とか思う自分。
信仰心はそんなにないのですけど、仏教のシステムって、人が悲しみを癒していくときの羅針盤のようなものというか、なんかうまくできてるものですね。四十九日で納骨するとか、心の一区切りとして良いタイミングなんだろうなー。
そう考えると、震災時の行方不明とか骨も見つからないとか、そういう状態は、真っ暗な悲しみの闇に突如放り込まれて、よすがにする明かりも何もないようなもので、悲しみに飲み込まれてしまうようなキツさがありそう。
いやはや…。
あと、いつものように我が家を訪れる動物たちにも癒されてます。タヌキとか、近所の半野良とか、
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エゾリスとか、野鳥とか。
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↑ヤマガラ。
キジバトは最近1羽しか来ないな。相方は抱卵中?
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ニューフェイスのアオバト
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あとはー
整理モードになってるので連日片付けをしているのですが、「壁紙を貼るまでは」と思って放置していた絵も、とりあえず一通り飾ることに。
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↑これなんか、目にするの久しぶり。
はいからさんも、やっと出しました。
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まだ飾れてないのもいくつかあるけど。
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山の家、室内もだんだん気持ち良い場所が増えてきたので、今年はできるだけお山ベースで過ごそうと思ってます。
自然豊かな場所と芸術の組み合わせって、最強だなあ。音楽と演劇(配信)にはホント救われてます…。
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ふいー。
※お山関係のまとめ読みはこちらからどうぞ。
(編)

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