夕方まで観光して、リハーサル時間になったので慌てて劇場入りしてみると
(まだ始まってなかった)
こちら楽団の皆様。
この直後、チェンバロの近江さんがラジオ体操の音楽を演奏し始め、「えー!」と思ったら、舞台上でいきなりラジオ体操がスタート。
(↑体操する演者陣を尻目に、黙々と設置を進める舞台監督&舞台美術の福田さん。)
隣にいた黒川絵里奈さんに「ラジオ体操っていつもやってるんですか?」と聞いたら、「いつもやってるけど、チェンバロの生演奏でやるのは初めてです」とのこと。
建設現場の高所で専門作業をする組鳶なんかも、必ず朝に全員でラジオ体操をして、その日の身体の感覚を自身で確かめると言いますしね。
でも沢さん曰く「チェコ人はラジオ体操が大嫌い」だそうです。ルーツがソ連にあるからだったかな?(記憶が曖昧)
こちら↓絵里奈さん(左)と、人形や小道具を製作されている中川さん。
余談ですが、この後も自分的に「これって…?」という光景を見るたびにちょいちょい絵里奈さんに質問することに。
お二人の後方には照明の鈴木さん。
そんなこんなで、リハーサルがスタート。
途中、皆さんの夕食を取りにベトナム料理店へ行ったり。
自分もこの後、休憩時間に改めてここに食べに行ったのですが
後から聞いたら、ケータリングした中に自分もカウントされていたみたいで、あららら。
普段自分は楽屋等に出入りすることはありませんが、開場前のそれぞれの時間を垣間見れたのも新鮮でした。
↑楽譜を見つめる近江さん。
福田さんと、音響の千葉さん。
本公演の成功と、みんなが怪我などなくツアーを無事終えられるよう、お祈りも。
お祈りの後、ステージを一人見つめてる沢さんも、なんか良かったなあ。
開演直前のアーティストの姿を見る時が、一番「自分とは違う人間だなあ」と思う瞬間かもしれません。
そして、リハーサルを見てしまうと、本番中こちらも緊張することがわかった次第。作品世界に没入できるのは、観客だけの特権や…。
素晴らしいことに、『OKHOTSK オホーツク -終わりの楽園』の世界初演は、ほぼ満員の状態で開演。
あ、ここでオホーツクファンの皆さまにちょっとご報告。
東欧バージョンの『オホーツク』では沢さんがキツネ役もしておりまして、何ともふてぶてしいキツネと、それを狩ろうとする比羅夫のやり取りが秀逸です。ふふふ。
比羅夫は回を重ねるごとにチャーミングになっていきますねえ。会場からも笑いがもれていて、一人嬉しくなっておりました。はははー。
で
あっという間に終演。
楽団の皆さんの写真がボケてるのが悔やまれる。劇場内暗いからなあ。
ツアー中に良い一枚を撮りたい…!
そしてお見送りなど。
WS参加者の学生さんも来てくれたので、出口でつかまえて感想を聞いてみたら、もう熱のこもった「Amazing!!!」が飛び出てきて、私も熱のこもった相槌を打ちつつ。
舞台美術専攻の子は、比羅夫サイズの人形があんなに生き生きと動いているのを初めて見たらしく、そのことを興奮した感じで話しておりました。『オホーツク』の感動を海外の人と分かち合える幸せよ…。
劇場内に戻ると、記念撮影中でしたよ。
イヴォナさん、イングリットさん、ありがとうございました〜!
そして、余韻に浸る間もなく、バラし。
全員総出。
そういえば左↓の後藤カツキさん、
出発前にツイッターで寄付を募っておりましたが、(寄付を申し出てくれた人のところに直接お金をもらいにいくという「クラウドじゃない」ファンディングで、リターンは帰国後のディナーショー。)
聞いてみたら、なんと10数人から申し出があったそうで、「え!そんなに!」というなかなかの額が集まっておりました。すごいな!
あと、こおいったツアーに同行するのは初めてなので、見るもの全てが自分的に新鮮。重い道具は木箱で別便で送るんだなー、とか。
↑「これに何入れてきてたっけ?」と確認中の矢吹さん。
入れるのも大変や。
最後は劇場スタッフにやまびこ座からのお土産も渡して、
↑ちなみに彼のTシャツの文字は、毎年沢さんが手書きしているそうです。
劇場を出る前の、みんなを待っている時間に、千葉さんに8の字巻きを実演してもらい
(音響の人に会うと、つい日本音響家協会の「8の字巻きコンテスト」の話をしてしまう)
解散!
皆さま、お疲れ様でした〜!
夜の旧市街広場もきれい。
あっという間のプラハ滞在だった…。
そして、今この記事は、ジェシュフに向かうバスの中で書いています。今日は9時間くらいかけてプラハからポーランドのジェシュフに移動予定です。
ではでは、また次回をお楽しみに〜。
※東欧ツアーのブログはこちらにまとめておきますね。
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