2日目の午前中は、作品案内バス「すずバス」に乗って、Aコース(若山〜大谷エリア)鑑賞。
1つ目は坂巻正美さんの作品。近所の女性3人組から、作品解説でちょっとわからなかった単語などを教えていただきつつ。
若山地区は山間部なのですが、今も海岸部の人たちと物々交換をしているのですって。
こちらは竹川大介さんの作品。
ここにたどり着くまでの迷路みたいなススキの道は、昼間でも結構不安になる感じ。
移動して、中瀬康志さんの展示にあった着物の
この柄、可愛い。
無人販売もしていて
糖分補給用に干しりんごとイチジクを購入。
美味しかった!
この日のガイドさんは、珠洲ちょんがり保存会・珠洲郷土民謡研究会の池谷内さん。
いろんな作業歌を披露してくれて、盛り上がる車内。このとき↑は冬に酒造りのための出稼ぎに行った能登衆の歌だったかな。能登杜氏って有名なのですね。
で
大谷地区へ移動して、村尾かずこさんの《サザエハウス》。
壁面に3万個のサザエ使用。
(屋内に入ると、いい感じのサザエ体験ができます。)
お次は、深澤孝史さんの鳥居。
(この辺の岩もいいなあ)
この作品や別の作品について、ご飯を食べに行ったお店の女将(83歳)と話したことも印象に残ってます。
戦後生まれで、かつ北海道に生まれ育った自分の思考回路とは全く違う思いを持つ彼女の話、なるほどなあ。
こちらは、車窓からの揚げ浜式製塩の塩田の眺め。
この労働歌で砂取節が有名ですが、今は作業中には歌わないそうです。まあ、そうか。
塩田千春さんの展示会場には、この揚げ浜式製塩についての紹介があって、興味深く拝見。
人工塩が出てきたことで揚げ浜式製塩は廃れますが、角花菊太郎さんという方が一人だけ揚げ浜式製塩を続けたおかげで、この地域に小さな産業として残ったそうです。
素晴らしいな。お土産に買いましたよ、揚げ浜塩。
これで午前のバスツアーは終了。最後は、飯田の「きゃーらげ」(山車を引くときの歌)を披露。
池谷内さん曰く、珠洲のこのきゃーらげと江差沖揚げ音頭の歌い方が全く同じで、文句も同じなことが、今年(だったかな?)行われた江差町との交流会で発覚したそうな。(珠洲市と江差町は姉妹都市。)
へ〜。
ということで、大満足で午前が終了。
お昼ご飯をいただいた「のんち」のうどん、美味しかったです。
午後の部に続きまーす。
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