3日目は、10:15発「SIDE CORE メンバーと市街地周辺エリアを回るツアー」に参加。
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この日は松下さんがご担当。
ちなみに最初に訪れた日和山では、宗教、宗派を超えて東日本大震災の犠牲者と復興への祈りをささげる「東日本大震災・石巻祈りの集い」が開催されておりました。
陸前高田入りした時から石巻で作品を見て回っている間も、絶えず大前提として「ここで多くの人が亡くなったのだ」という思いが心にあったのだけど、この時は、「観光的意識で来た人たち」と、こういった「祈りの場」のズレを見た気が。時間が経ったのだなあ。
門脇エリアで見た金氏徹平さんの作品は、
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ちょうど松下さんが以前金氏さんの制作アシスタント(だったかな?記憶が曖昧)をしていたこともあり、今回の作品も含めていろいろ解説してもらえたの、面白かったです。めっちゃバスの中でメモ。
そのあとはワンパークへ。
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このワンパークというのは、津波被災した冷凍倉庫をスケートボーダーの勝又秀樹さんが借り受け、仲間とともに1年以上の時間をかけてオープンさせた日本最大級の室内スケートパークで、今では東北のストリートカルチャーにおける拠点の一つとなっているそうな。
ただ、消防法の関係で、2ヶ月くらい前から一時的に利用停止になっているのだとか。
SIDE COREも参加して作った映像作品は、ワンパークが利用停止になった時に、セクション(トリックをする為の障害物)を外に出して一晩限りの工事現場のようなスケートパークを作り、近所の中学生とスケートをした時の記録。
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松下さんの「この辺にいると毎日風景が変わっていって、ずっと工事現場なんですよね」という言葉も印象的でした。
あと、BABUさんの作品内に残されていた「誰かがノウハウのないうちに衝動的にランプを作ろうとして挫折した残骸」にも、グッときたなあ。(※ランプもセクションの一つ)
この会場の展示は「ストリートの初期衝動」に満ちていて、本当に素晴らしいと思いました。
ちなみに参加アーティストの一人、森田貴宏さんの「スケートボードをすることは、街の中で普段気に留めないディテールを発見していくこと」という言葉も、名言。
ツアー終了後のランチは、石巻焼きそばを。
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午後からは街中の展示をじっくり鑑賞。
本家秋田屋は、家主の方(左の窓際に座ってらっしゃる女性)のお話と、立派な庭園が印象的。
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方言も含めて伊達藩、南部藩の話も興味深かったし(家主の女性は岩手出身だけど、伊達藩領だったから文化的にも似ていたとか、そんな話)、震災以降の話にも耳を傾ける時間でありました。
キュンチョメの作品は、石巻に暮らす人たちの、震災以降(あるいは以前から)の複雑な立ち位置がそのまま目の前に差し出されていて、見入ってしまったなあ。
ガルバナイズド・ギャラリーでは、企画者で展示もしている有馬かおるさんからいろいろお話を聞けて、鑑賞がかなり豊かになったのも嬉しい。

18時までのんびり展示を見て回って、仙台空港へ。
ピューンと札幌に戻るつもりが、最終便が欠航で、初めて空港で一晩を過ごすことに。それも含めて、良い東北遠出でありました。
ちなみに、旅のお供は石倉敏明さんの『野生めぐり 列島神話の源流に触れる12の旅』。
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これを読みながら、陸前高田気仙沼で取材して、そのあと石巻というのは、インプットの相乗効果があってすごく良かったです。
そして、次の遠出予定地は
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奥能登!
楽しみ楽しみ。飛行機取らなきゃ。
(編)

 

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