北海道教育大学アーツ&スポーツ文化複合施設HUGで開催された、吉雄孝紀監督作品「視る姉」上映会へ行ってきました。

隆介さんのFBから拝借

隆介さんのFBから拝借


『食器を洗う男』(1994年/16ミリ/45分)は、以前第2マルバ会館のオープニング上映会で拝見していたので、
17:00 『押し入れの女』(1997年/VTR/25分)
17:30 『視る姉』(2016年/デジタル/25分)★新作!
18:00 トーク:「自主映画の楽しみ」(吉雄孝紀監督、出演者の寺西冴子さん、鈴枝房子さん、アレッサンドロ・マヴェリオさん)
の3つを。
『食器を洗う男』を見たときにも書いたのですが、94年の札幌の街中にはそごうも日劇も映っていて、地元が舞台の映画って記録として貴重だなーと。
「東京じゃなく、札幌に暮らす20〜30代の若者の当時の会話のニュアンスとか、街並みとか、そういうものが映像の中に残っているのがいいなあと、改めて思った」と吉雄監督もおっしゃっていましたが、本当にそうなんです。
これは、自主映画の素晴らしいところだと思うなあ。
そして、新作に出演されていたイタリア人のマヴェリオさんは京都の大学で映画について教えている方だそうで、なんと第2マルバ会館のオープニング上映会に来たことが今回の出演に結びついたのだそうな。すごー
マヴェリオさん曰く「(このくらいの規模の)自主映画は、続けることで価値が出てくる。20年にわたって同じメンバーで撮り続けてきていることに、なによりグッときます」とのこと。
ホンマや…。
吉雄監督にはぜひ今後もどんどん作品をつくってほしいなあ。『視る姉』で姉役を演じた寺西さんが今度は妹役を演じる形で、また『視る姉』をつくりたいね、みたいな話も出ていたので、そちらも楽しみ。
ちなみに余談ですが
いろんなジャンルの催しに足を運んでいると、客層の違いが結構面白いです。意外な人を見かけることもあったりして、自分の知らないつながりを想像したり。
でも、「どこでも見かける人」っていうのは、案外いないものですねえ。
(編)

 

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