トリエンナーレ3日目はパフォーマンスを4つ拝見。
まずは名古屋市美術館のサンクンガーデンでカンパニー・ディディエ・テロン
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↑こちらは上演前のリハ中の様子。ディディエ・テロンの指示をぼんやり聞きつつ。
ユーモラスな形状なので、ダンサーが登場するとどうしたって「かわいい〜」と笑いが起こるのですが、「かわいい」を入り口にだんだん深いところ(感情の例で言うと「不安」とか)へ誘われるのがニクい。
お次は長者町で同時期に開催されていた鈴木優作さんによる『手羽先神社』で、手羽先原人の祈祷パフォーマンス。
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↑ちなみに彼が着用しているオシャレな衣装は、主に世界の山ちゃんから提供される手羽先の骨(自分で食べた分も)を縫い合わせたものだそうな。
骨に自分のお願い事を書いて渡すと、即興ラップとともにご祈祷してくれるというもので、私めっちゃ本気のお願い事書きました。はははー
私の回は外国人のお客様もいて、彼のお願いごとは「もっと日本語がうまくなりたい」だったのですが、
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まさかの手羽先原人とのラップ掛け合いなんかもあって笑った…いやー良い体験だった。(なもので寄付もしたよ。)
あ、この日は栄会場の展示も見て回りました。
自分的に圧倒的だったのは、何と言ってもソン・サンヒ山城知佳子さん!両者とも大層強い作品でありました。
ソン・サンヒの映像インスタレーション、今の自分にはちょっと掴みきれない大きさ(後追いなどの具体的な行動もどう取ればいいのかわからない)で、なんか凄かった…
夕方からはCo.山田うん『いきのね』を。
これはー、前半の群舞がなぜか響きまくって涙腺が崩壊。作品解説にある「原初的な芸能」という言葉もそうですけど、最近は民話、伝承、信仰(山岳信仰とか)、物の怪といった辺りにも惹かれています。
作品に話戻り、『いきのね』では一人とても目を引くダンサーさんがいて、女性だけど男性的野生枠に入ってたりとかいいな〜と思って見ていたら、山下彩子さんという方でした。またどこかでお目にかかれるといいな。
夜は旧・名古屋税関寮に移動してヒスロムのパフォーマンス。
世界の細部をナンセンスな人力を駆使して遊びながら発見していく行為で、見ている側は衝撃音や彼らの身体の反応からそれを想像。
自分的には彼らの筋肉が寒さで痙攣し始めたのを見たとき、素晴らしいパフォーマンスだなと。
この日は本当に充実のパフォーマンス鑑賞デーだった…。

翌日は豊田市美術館の展覧会を見て帰札。11日間の遠出を終えたのでした。
大満足!
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(編)

 

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