昨夜はライブ「ワビトロミホアキラ」を見にミュージアム・ストアへ。
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(↑準備中の様子)
アナログフィッシュの下岡晃さんが和訳カバーしていた、アメリカのバンド「CAKE」の「Got To Move」という曲、

めちゃいい曲だった…
(自分を含めた)誰か、が心の内でスローモーションで動き出すような言葉が、その人にとってぐっとくるメロディーにのって届いた時の力ってすごい。
Drop’sのミホさんの歌う、荒井由美の「あの日にかえりたい」にもぐっときました。

でももっと印象的だったのは、1曲目を歌い出す瞬間の、彼女の表情の変化かなあ。
ちょうど先日、そこに「いることのできる」人ってのは案外少ない、という話をある方としたばかりで、それと絡めてなるほどなあと思いました。(ナンノコッチャって感じですね、すみません…)
最後は、この日のお目当「ワビトロ」。
1曲目が…無 茶 苦 茶 格好良かったです。目、爛々としました。
工藤”ワビ”良平さんは「いることのできる」人だよなー。うんうん。
ライブ後は、梶田君からお誘いいただいて『12人の怒れる男』の稽古場へ。
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到着したのは、ちょうど納谷さんがある役柄についての解釈を話しているときで、これがかなり面白かったのです。
世の多数の人は「特にキャラの立っていない人」に分類されがちですが、もちろんそうではなく、
どんな人でも一見目立たぬ「その人だけが持つキャラ」があり、本当に何気ない瞬間にそれがこぼれるんだよな。(そして、それがまた見過ごされがちなのだけど)
普段から強い個性にチューニングを合わせていると、こういったものに身体を合わせるのが難しいのだろうけど、そこを開拓できたらぐっと広がるのだろうなあ。
なんてことを考えつつ、ここでも目が爛々としてしまって、1日に二度も爛々とさせてしまった次第です。
話変わり、この日代役で本を読んでた竹原圭一さん(Red King Crab)は、
(技術的なところはさておき)「いることのできる」人ではないかと、個人的に注目している役者さんです。
今後どんな感じになっていくのかしら。
と、唐突に終わる。
(編)

 

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