演劇プロデューサーの平田さん、札幌劇場連絡会会長の藤村さん、北海道教育大学で芸術文化政策を教えていらっしゃる閔さんとご一緒することになった視察ツアー。
の前に。
自分だけ大阪経由で鳥取入り、ということで、行ってきました。大阪。
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泊まったお宿は、ココルームのゲストハウス。
関西国際空港から新今宮駅で降りてココルームを目指したのですが、ちょうど「あいりん地区」と呼ばれるエリアを通りまして、ちょっと、びっくりしてしまった。
市営住宅の前を通った時の匂いとか、道端で各々好きなことをしているおじさんたちとか、マットレスを直置きして寝てる人とか。
地下鉄で10分も行けば国立国際美術館があって(そこは自分が慣れ親しんだ雰囲気)、同じ街の中にこんなに違う世界があるんだなあ。
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「家出の人にもオススメよ」とか、懐広いっす。
で、まずは国立国際美術館へ。ちょうどこの日は榎忠さんの大砲パフォーマンスがありました。
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展示の方は、第2部の解説に昨年?2016年?ティノ・セーガルなどのパフォーマンス作品も初めてコレクションに入れたと書かれていて、
ティノ・セーガル《これはプロパガンダ》では監視員の方が突然歌い出し、最後に作品タイトルと作家名が告げられるという。へ〜。
artscapeのレビューで「収蔵や展示にあたっての契約を口頭で行ない、一切の記録化を禁止するセーガル作品」って書いてあるのですけど、これ、美術館内部でも口承のみで保管?(学芸員さんの頭の中だけにあるの?)ってことなのかしら???
関川航平さんの《あの(独奏)》も、ライブパフォーマンスを見ることができました。(展示は記録映像だった。)
身体の動き(身振り、と言った方が合ってるかも)と、突拍子のない単語の連なりによるこちらのイメージのジャンプ具合で、いつまでも見ていられる不思議な魅力あり。
昨年BankARTで見たときは、壁に粘土で言葉を書くという作業によってできる頭の空白が、言葉を飛ばせるために重要だった記憶があるのだけど、今回のあの身振りも、本人的にそういった感じで機能してるのかな。
で、帰宿。
ココルームでは毎日18時からスタッフが食卓を囲んでいるので(誰でも参加できる)、本当は18時に帰ってきたかったのだけど、19時になってしまった私は残しておいてもらったご飯を一人で。
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(↑これで700円て!)※詳細はこちらを
と言っても、スタッフの方はそこにいるので、釜ヶ崎芸術大学のことや、カフェにいらしたおじさんたちの話を聞きながら食事。
オーナーで詩人の上田假奈代さんともお話できて、良かったです。次の日に鳥の劇場を見にいくんです〜って話をしたら、釜ヶ崎のおじさんたちがつくった『風車』という作品を鳥の劇場で上演したことがあるそうな。
さらに、ここは庭も素晴らしく。(帰宅後、庭にまつわるお話を知った。)


朝食はここでお粥を。

いいところだ…ココルーム…。次に行くときは講座開催に合わせて行きたいな。受講したい。
到着したその日は面食らってしまったエリアの雰囲気も、実際に身を置けば、ただそこに「生活」があるだけなわけで。
その「生活」の空気を共にしながら、一人一人の人生を詩や俳句で表現できる場をつくっているココルームの活動には、しみじみ感じ入るものがありました。
皆様も大阪へ行かれるときは、ぜひ。
ということで、鳥取編に続きまーす。
(編)

 

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