お次は神戸。
デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)の「ちびっこうべ2016」で開催されていた、東方悠平さんのてんぐバックスカフェがお目当てだったのですが、そちらは次にまとめて書くとして、ここではその他の諸々を。

まずは去年「社会の芸術フォーラム展『躊躇』」で見た髙橋耕平さんの展示がちょうど始まるということで、10数年ぶりに兵庫県立美術館へ行きました。
障害のある3人へインタビューした映像作品と、「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」の所蔵資料を複写した写真作品。
明らかに異なるものに対する無関心という装いと、見た目に同じなのに全く異なるものに触れたときの不安、それらが自分と同じであることを求めたときの拒絶は、どこからくるのかなー
とか
境界線を引くことで「ある、できる」と錯覚しているときの傲慢さについて、ボンヤリ考えながら映像を拝見。車椅子の方の言葉にはハッとしたなあ。
お次は「アニメーション「超」講義! -現代アニメーション論の先端に学ぶ-」を聞きに神戸大学へ。
『視覚文化「超」講義』(←抜群に面白かった)の石岡さんが発表されるということで、いざ。
(神戸大学はこんな↓見晴らしのいいところにあったので、六甲駅からわりと登山な感じでバテました…)
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でも教室の前は気持ちの良い広場。山の上で勉学に励むってのもいいなあ。
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石岡さんの「アニメ視聴の”系列化”について」は、宮﨑駿の『On Your Mark』を見ながらのレクチャー。

約7分のアニメーションの中に解説すべきポイントが膨大にあって、すごーーーーー!!!
いやホント…すごーーーーーーー!!!
本当はお次の土居伸彰さんによるレクチャーも聞きたかったのですが、時間切れでおいとま。
ちなみに、土居さんがディレクターを務める新千歳空港国際アニメーション映画祭も、11/3から始まりますねえ。(私はちょうど6日に帰札するので、そのまま最後の方のプログラムをいくつか拝見しようかと)
そういえば全然話変わって、KIITOに向かう途中にあった東遊園地というところで、「URBAN PICNIC」という取り組みがされておりました。
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右の方で卓球に興じている様子とか、わかります?アウトドアライブラリーという名の本棚があったり、カフェがあったりで、何だかいい感じ。暖かい地域っていいなあ。
ということで次に続きます。
あ、神戸のお宿はエスカル神戸というところにしてみました。古いけどこざっぱりとしたホテルで大倉山に隣接しているので、鳥の鳴き声で朝起きれるという気持ち良さ。三宮から地下鉄で二駅、かつ駅から30秒というのもいい。
神戸は、中心部にいい感じのゲストハウスがありそうで意外となかったなー。
(ちなみに札幌は増加中。自分が札幌で泊まるなら、やっぱり最近別館もオープンしたUNTAPPED HOSTELか、Ten to Tenかな。)
京都編はこちら
(編)
 

 

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