のんびり11日間あちこち見てきました。
初日は京都へ。
マンモス2015で衝撃の出会いを果たしたのち、F/T2015の演目だった地点×空間現代『ミステリヤ・ブッフ』で大層しびれた空間現代のライブへ。
会場は、空間現代が7月にオープンさせた「外」です。
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良い場所だった…
そして、ライブは相変わらず無 茶 苦 茶 格好良かったです。3人のリズムのせめぎ合いにテンション上がりすぎて、目が爛々としてしまいました。
(特にドラムの人、一体どんな身体リズムを持っているんだ…)
CDも買ったけど、私は断然ライブの方が好きであります。
気になった方は、マンモス2016(今年も開催!空間現代も来るよ!)か、その翌日にPROVOであるこちら
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にぜひ足を運んでみてください。
私はPROVOの方に行く予定。ダダリズムも楽しみだなー。
「外」ではもう一つのお目当て、地点が発行している雑誌『地下室』もゲット。
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文字を読んでいるときのリズムみたいなのが、なんとなく地点の鑑賞体験と似ている感じで不思議。文体とデザインの妙でしょうか。
文章はどれも興味深かったのですが、特に松嶋健さんによる「あなたのなかの⟨群れ⟩を発見せよ」が、もう自分の興味関心のど真ん中で、
というか正確に言うと、自分の中ではバラバラに存在していた興味関心が、彼の文章の中でひと連なりの考察として編まれていたことに興奮。
そういうことか!!!みたいな。
勢い余って松嶋さんが勤務されている広島大学の教員紹介ページにたどり着いたのですが、(松嶋さんのページはこちら
一部を抜粋いたしますと
「私の専門は文化人類学です。人類学は専門家である前に素人としての感性を大切にする学問です。様々な場所で当り前に行われていることに対し素人は驚いて、どうしてこんな風になっているのだろう、なぜこんなことをするのだろうという問いを発するでしょう。この最初の驚きと問いを手放さず理論的、実践的に鍛え上げていくこと、人類学をするというのはこうした過程です。
その際、身体が鍵となります。自ら動き、感じ、変容しうる、似ているようで各々異なる身体として存在していることこそが、様々なものに囲まれながら生きている私たちの知のベースとなっています。フィールドでの身体を通した経験を、他者のそれと交錯させながら普遍的なものに彫琢していく過程こそ人類学的研究と呼ばれるものであり、皆さんにもその醍醐味を味わってもらいたい。」
って、
これまた、その醍醐味味わいたい!!!みたいな。
いやー、松嶋さん。後追いしたい人が増えて嬉しい。
ということで、初日から大満足の京都編でした。
明日は神戸編行きます。
あ、お宿はLenです。姉妹宿のNui同様、カフェはONIBUS COFFEEが監修。朝ここのコーヒー(エチオピアのエアロプレス抽出)を飲みたくて、つい泊まってしまうんだなー。
京都はそのうちMAGASINN KYOTOとかも泊まってみたいですけどね。
(編)
 

 

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