水曜日は、教文クリスマスイベント『それは、それは、クリスマス』に行ってきました。
私は夕方からの舞台作品3つがお目当てです。
世界的サーカスアーティストの金井ケイスケさんによるヌーヴォーシルク公演『フルイルフ』や、
人形劇師・沢則行さんとJT生命誌研究館によるフィギュア・アート・シアター『生命誌版 セロ弾きのゴーシュ』

も、もちろん素晴らしかったのだけど、
何と言っても琴線に触れまくったのは、ドリアン助川によるアルルカン・ヴォイス・シアター『クロコダイルの恋』。
2013年にけんぶち絵本の里大賞を受賞し、映画『じんじん』でも重要な役割を果たした絵本『クロコダイルとイルカ』
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の、元となった物語です。
『クロコダイルの恋』はドリアン助川さんが5年前から演じ続けている作品で、このお話から『じんじん』の脚本ができたのですね。(映画の公式ブログから)
ドリアン助川さん曰く、「絵本は3歳の子でもわかるように書いたけど、オリジナルは40分くらいのお話」とのことで、あべ弘士さんの原画をバックに、いざ歌劇の世界へ。
全然ハッピーエンドではない、むしろ他の生き物を食べないと生きていけない一匹狼的クロコダイルが、自らの孤独と哀しみ(と罪深さも?)に気付いてしまって、一人死んでいく切ない話なのですが
闇が濃ければ濃いほど一筋の光が希望に輝いて見えるように、
「愛すること」でクロコダイルにもたらされた幸福な3日間が、もうまばゆすぎて。
そのあとの数日間、クロコダイルは約束を守らなかったイルカに復讐すべく広い海原を探し回り、「ワニのくせに、ワニ以外のものになろうとした」自分の不様さに苦しみ、それでも忘れ難い幸福をもたらしてくれた「イルカを愛した気持ち」を反芻し、死んでいくんだよなー。
いやあ…もうびっくりしました…自分の動揺ぶりに…
なんという名作!!!!!
今年初めにBLOCHで上演していたのを見逃していたので、今回見れて本当に良かった。
また札幌に来てほしいなあ。これ、素晴らしいですよ。
いやはや。
(編)
 
 

 

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