舞台遠出2日目は、ズィメルマン エド・ペロ『ハンスはハイリ〜どっちもどっち?!』。

昨年、同じく東京芸術劇場で見た『Chouf Ouchouf』に続く、2回目の来日公演。
「ダンスとアクロバットとサーカスが融合した、天地無用、縦横無尽な超絶パフォーマンス」とは、まさに。
冒頭、闇の中で棒切れのような人形がうごめき、(ホラー映画の墓場のような)笑い声も聞こえてくる、ティム・バートン的世界に速攻射抜かれました。
陽気な悪夢を見ているようなシーンから、部屋がぐるぐる回転するアクロバティックなシーン、生の歌声で空気を震わせるシーン、まさかの(テンション高めな)ヨガシーンなどなど、濃い80分。
いやホント濃かった…
ものすごい中身がつまっているので、2時間くらい経ったように感じて時計を見たら、まだ1時間しか経っていなかった衝撃。
「ここが終わり時か?」と思ったら、そこからまだまだ続く「引っ張る感」!
集中し過ぎてちょっと疲れがよぎった最後に、何となくキャッチーな踊りを持ってきてくれたのが嬉しかったです。
「ああ、これは冒頭の棒切れ人形たちの闇夜のパーティーだったのかも」と思わせるラスト。
そして、万雷の拍手。
すごいの見ちゃったなあ。
ここからは余談ですが、東京芸術劇場の1階に入っている、おにぎり専門店「吾ん田」が好きです。
毎回遠出の際には展覧会なども見て回って、大抵昼ご飯や夕食をとる時間もなく劇場へ駆け込むわけですが、そんな地方からの客にとって、温かいおにぎりはありがたいしホッとする。
お洒落カフェ&レストランも入っているけど、ここにおにぎり屋さんを加える芸劇のセンスの良さ!
そして、おじいちゃんおばあちゃんと相席して、「何見に来たんですか?」なんて話す楽しさ!
これも、一緒におにぎりを頬張るからこそ可能なコミュニケーションのような気がします。
札幌にできるという劇場にも、ぜひおにぎり専門店を入れてほしいです。
(編)
 
 

 

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