昨夜は、劇団アトリエ『ピータァ・フック』を見にシアターZOOへ。
12-2senden
「劇団」が題材のお話。
何となく、常々彼らの作品から感じていた気負いと言うか、ある種「憑き物」のようなものが落ちた後半の展開に、私はホッとしました。
(前半にはバリバリその匂いを感じていたので…)
一流の人の葛藤が物語になるのは、それが一流ならではの葛藤だからで、三流の人の葛藤なんて、所詮三流の葛藤だよね。
って辺りの「身の程を知る」感、狭い枠にはまりがちなところを広い視野を持って「自分と世界の距離を測っている」感は、すごく良かった。
その結果、演劇を続ける、続けないっていう狭い世界にとどまらず、見た人がそれぞれの「枠」について考えられるようなものになっていた気がしました。
9月に上演する『学生ダイアリー’14』や、11月の『愛と宗教』も、今作みたいな広がりを感じることができたらいいなあ。
本公演は、残りは1日(土)14:00~/19:00~
2日(日)12:00~/17:00~
上演時間は80分。予約はこちらからどうぞ。柴田知佳さんと、役者として出演している小佐部さんがとてもいいです。
余談ですが。
「劇団」を題材にした作品って、年に数回いろいろな劇団の作品で見ている気がするのですが、これはやっぱり一番自分ごとで書きやすいってのがあるのでしょうかね。
それは全然いいのですけど、「自分たちにとって身近なこと」を、「書きやすいままに」書いて、葛藤→それぞれの道を歩み出す、みたいな流れはもうお腹いっぱいであります。
何と言うか、その人たちの問題「だけ」にとどまらない作品を目指してほしいなあ。
と、
偉そうなことを言って終わる。
(編)
 

 

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