ただ今コンカリーニョで上演中の、intro『言祝ぎ』(←コンカリのツイッターに飛びます)。
昨夜再観して、「へー」と思うところがあったので、ここにメモがてらに。
前も書きましたが、初演を記録映像で見たときに、渡辺源四郎商店の畑澤聖悟さんがアフタートークで「長い年月をかけて向き合っていくことのできる、強度のある作品」と話しておりまして。
私にとってintroの作品は、一回ですごく満足してしまう種類のもので、「長い年月をかけて向き合いたい」感覚とはちょっと違うなーと、そのときは思ったのです。
(ここから、「一回ですごく満足する作品」と「抜群に飛び抜けた気持ちが起こるわけではないのに、なぜか何度も見たくなる作品」の違いについて、自分の中で延々と考えることに。注:この区別に優劣はありません。)
今回の2014バージョンも、先日見たときに感じたのは「一回ですごく満足する作品」という感じで。
それは今思うに、「刺激」だけを受け取ってきたからなのだろうな、と。(自分の感想を読んでもそんな気がする。)
ところがですね、昨夜、アフタートークのゲストへの取材(というかご挨拶)も兼ねて、『言祝ぎ』を再観させていただきましたら、
思いがけず、美香子(長女)の「抜け出せなさ」がこたえたのです。
何と言うか、一回目でいろんな刺激に対してフルに感覚を使ったおかげで、二回目は刺激の下に隠れているものに目を向けることができたというか。
そう考えると、トークゲストの黒澤世莉さん(「時間堂」代表←東京の劇団です。今年11月に札幌公演あり!)が「今回は要素が多いけど、シンプルな演出にしても面白いと思うし、長く取り組んでほしい」的なことを話していたのも、とてもよくわかる、
し、
畑澤さんの「長い年月をかけて向き合っていくことのできる、強度のある作品」という言葉も、ようやくストンと腑に落ちたのでした。
いやー、時差があった。(と同時に、わかる人はやっぱりすぐにわかるのだなあと、尊敬)
さらに、黒澤さんの前述の言葉を受けた、ワカナさんの「本当はシンプルにしてみたいのだけど、それは、まだ早いというか」的な返答も、何となくわかる、
し、
ワカナさんのシンプル『言祝ぎ』も、いつか見れたらいいなあと思います。
自分の中でも、回を重ねれば重ねるほど、美香子の「抜け出せなさ」が重みを増していくのかもしれないな。
はい。
話変わり。
昨夜は、舞台を挟んで向こう側の席にNMA沼山さんご夫妻の姿もあって、沼山さんは「お姉ちゃん(美香子)は「おめでとう」が言えたからお雑煮は食べるよ!」と帰りに話していたそうな。(寿美枝さん談)
私は「いや、食べないだろう」派なのですけど、沼山さんは「食べる」派なんだ!と思うと、意外?な沼山さん像を見た気がしたのでした。
そういうところも、本作の楽しみであります。
ふむ。
残りは、平日は19:30開演で2/10(月)まで毎日上演。8日(土)は14:00〜、9日(日)は18:00〜 です。予約はこちらからどうぞ。
(編)

 

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