土曜日はもう一本、演劇ユニットシアターラボ深川『ピープー』をターミナルプラザことにPATOSで。
こちらは、北海道文化財団によるシアターラボの深川版、の、本公演。
ドラマドクターは、イレブン☆ナインの納谷真大さんです。
ある家族の話からあるホテルの話、あるオタクたちの話へと、行きつ戻りつ進むのですが、「結婚する姉」をAという役者が、「その妹」をBという役者が演じているとして、
舞台がホテルに変わると、そこで働くBが「結婚する姉」という設定であるという、役者と登場人物を一貫させずに進むスタイル。
こちらも脳内補正を駆使し、さっきまで妹だったBを「あ、さっきの家族の姉ね」と見ていたのですけど、あれ実は、そのまま全く違う人のことを指していたとしても面白いなあ。
「翌月に結婚退職する人」なんてたくさんいるでしょうし、「10回入社試験を落ちてホテルに合格した人」だって、世の中に一人しか存在しないなんてことはないはずで。(実際には劇中出てくるこういうヒントから、見る側はつじつまを合わせていくのですが)
つい想像力を使って脳内補正し、演劇としてつじつまを合わせてしまう、観客の回路自体をひっくり返されても面白かったかも。
ちなみに、佐藤自真さん演じるお母さん(あと、オタクも)がチャーミングでいいなあと思いながら見ていたのですが、パンフレットを見たら「素人ですが」と書いてあってびっくり。
札幌で彼をまた見る機会があるといいな。
(編)
 
 

 

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