昨夜は 変態アニメーションナイトin 札幌へ。
ポスターの中には、各作品に出てきていたキャラクターがてんこ盛り。
なのですが、左の方にいる白髪の男性、こんな方出てきましたっけ?
昨夜は、Peter Millardとの出会いが…レトロスペクティブの後編が始まった瞬間、「変わってないじゃん!」って会場の全員が心の中でつっこんだのでは。
あと『BOBBY YEAH』とか。ウケた…
黒坂圭太さんは、以前このPVで強烈な印象が残っていたお方。昨夜は1989年作の『みみず物語』も上映されたのですけど、今ちょうど取りかかっているテキストにも89年の表現のあれこれが出てくるもので、「89年、ヤバいな…」と改めて思った次第です。
プログラム最後のBruce Bickford『CAS’L’』はもう…
ラスト15分は、うつらうつら→意識が戻ると人間が「ブワッシャーーーー」と変形→うつらうつら→意識が戻ると人間が「ブワッシャーーーー」と変形→(×15分)という感じで、脳内のグニャグニャ具合が半端なかったです。
ハッと目が覚めたら、目の前には「粘土の偉業」という字幕が…
いやはや。
余談ですが、今読んでいる『演劇最強論』という本の岡田利規さんへのインタビューに「裸の時間」という言葉が出てくるのです。
「秒数ではなくて体験としての時間。でそれは、退屈というのとニアイコールなんですよね。退屈っていうのは、時間を直に体験してるということ、時間の裸の姿を目の当たりにしているということ。だからそれって、ものすごく気持ちいいことなのかもしれない。」と。
『変態アニメーションナイト』で上映された作品は、どれも数分から10分弱(『CAS’L’』は45分でしたが)なのに、通常の「数分や10分弱」に比べて妙に引き延ばされているように感じられ。
で、それが退屈かというと、ギリギリそうじゃないんだなー。
「今めっちゃ裸の時間の中にいる、自分」と、一人興奮しておりました。
ちなみに本上映会を企画した小野朋子さん、『ジユウダイ!』の「シゴトいろいろ」に登場してもらってます。こちらもぜひ目を通して頂ければと。
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