昨日に引き続き、もう一つ。
今月に入ってから、20代前半(多分)など若い方々の演劇作品をいくつか見る機会があったのです。
少し意外だったのは、いろいろな情報に触れているであろう彼らの演劇が、昔ながらの演劇スタイル(想定しているのは、話の筋があって、それを会話などの演技中心で語っていくスタイル)の中にすっぽりと収まっているように感じたことで。
「あれー?」と。
※誤解があると困るので、ちょっと補足↓
例えば先日書いた『不知火の燃ゆ』なんかは、ストレートなスタイルでありながら、全体を貫く考え方に現代社会の状況が反映されているように感じたのですね。
なので、作品の良し悪しにスタイルはあまり関係ない。
のですが、
もしかして若い人にとっては、それが型のような、「こうつくらなければならない」ものとして意識されているのかしら、と。
それとも、演劇に興味を持つ人は、全体的にそういうスタイルが好きで入ってくるのかな?
むしろ、異ジャンルの目線で、演劇の主要な要素であった話の筋や会話などを必要に応じて取り入れている人たちの方が、自由につくっている印象もありつつ。
という、
脳内の途中経過でした。
(ちなみに前回の途中経過はこちら
(編)

 

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